2016年8月15日月曜日

人の気持ちが分かる犬

台風7号が近づいてるそうです。今年も台風の時期がやってきました。この時期になるとプールや
海水浴に行けなくなり子供達が不満そうに雨雲を見つめる季節です。そんな時期でも我が家ではコアリズムの他に妖怪ウォッチの「ようかい体操」で身体を動かして何とか外で遊べないストレスを発散しています。意外にようかい体操も一緒にやる事ありますが結構キツいですよ。

先日同僚が急に実家に帰らなければ用事ができまして犬を半日程預かりました。それなりに体の大きな柴犬8歳です。庭に繋げておいておくと、すぐさま子供達は犬と一緒に庭で遊んでいました。私は一人で読書をしていましたが、妻はそんな私を見て「すっかりあのワンちゃんに人気を盗られたわね」と言われる。子供達は動物が大好きなのでこうなる事は予想はしていました。「今日は読書の時間に費やせるから良いよ」と私は返事を返します。子供達が遊び疲れて寝ていました。時間は夕方の4時になろうとしていた。同僚がこの時間帯位に「散歩に行ってくれると助かります」と言っていました。妻と子供達は気持ち良さそうに寝ていたので仕方なく私一人で散歩に連れて行く。

同僚の柴犬は非常に人懐っこく近くに寄るだけで見境なく尻尾を振り近づいてくる。散歩連れて行くと始めは見知らぬ道なのでキョロキョロしだしますが、いつもの散歩ルートに入ると落ち着きながらずんずんと歩きます。私は犬に引っ張られるように散歩をしていると、とある公園のベンチの側に犬が止まる。ベンチに座ると夕日が沈む風景を眺める事ができる。ジッと犬はベンチの横で座っているので私はその横に座り一緒に夕日を眺める。すると犬が私の太ももに顔を寄せて横になる。私は犬の頭を撫でながら暫く夕日を眺めて公園を出ました。

帰宅すると同僚が犬を迎えに来て子供達とお別れをしてその日は終わる。後日その同僚が休憩室にいたので散歩した時の話をすると同僚は驚いたように「えっ!?あのベンチに行ったんですか?」と聞いてきた。私は頷くと同僚は「あのベンチ・・・家に居づらくなったり、仕事が上手くいかなかった時に行くベンチなんですよアイツ(犬)が太ももに乗っかる事で癒してくれたり励ましてくれる場所なんです。それから私のそんな感情を察するとその公園のベンチに向かうい癒してくれるんです。でもなんで引字さんもそこに連れて行ったんですかね?」

私も始めは首を傾げましたがあの日、犬と遊び終わり子供達は直ぐに昼寝に入り、私は誰にも相手をされずに一人でいた寂しさを察したのではないでしょうか。
私は同僚に「今度、犬の散歩だけ借りたい時連絡する」と今後の万が一を保証する為に約束を誓った。


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