今日は過ごしやすいですね。新潟は明日急激に気温が上昇するという予報なので体調は気を付けないといけないですね。本日もブログを更新させて頂きます。引字圭祐です。
先日、家族でファミリーレストランに食事に行きました。タイミングがランチ時でお店に入る前に店前で並んでいる、お客さんが何組かいました。20分程待ってからようやく私たちが呼ばれました。お店に入ってから気づきましたが、こんなにも混みあってるのにホールスタッフが学生アルバイトの男の子一人だけでした。たまに店長さんらしき調理師の恰好をしてる男性が料理を作り終えては自分で運んで席まで持って行きます。
呼び出しボタンを押しても中々来ません。そして男の子がやってきて「大変お待たせして申し訳ありません。ご注文をお伺い致します。」と涼しい店内に関わらず汗を沢山噴き出しながら笑顔を見せる。注文を受ける際も決して慌てず礼儀正しくメニューを受ける。私はその男の子に「大変だね?今スタッフさんこれだけしかいないの?」と答えると少し受け答えに躊躇っていましたが「実は、この曜日のこの時間だけシフト調整が出来なくて・・・。だから店長もああやって手伝ってくれているんですけどね」妻は私に「忙しいんだから、お兄さんの邪魔しちゃダメよ」と叱られて男の子は一礼して笑顔で立ち去る。
注文して暫くしてようやく料理が運ばれてきます。しかし、次男のお子様ランチがまだこないので次男はふて腐れて「遅い!」と文句を言う。妻はそんな次男を叱るが、お兄さんは「すいません。直ぐに持ってきます!」と5分位して持ってきました。そのお子様ランチのオムライスにケチャップで可愛いパンダが「ゴメンネ!」と謝っている姿があった。不機嫌だった次男は大変喜んでパンダを崩さずご飯を食べていました。暫くすると若い女性スタッフが2名ほど入り、お店の混み合いは落ち着いた。
食事が終わり、お会計の際に私はレジを打つ男の子に「オムライスのケチャップ、お兄さんが描いたの?」と言うと「はい、気にいってくれましたか?」と不安に聞いてきたので、私は次男にパンダを描いたのはお兄さんだと説明すると「パンダさん、ありがとう」とお兄さんにお礼をした。「良かった」と安心の笑顔を見せた。私はあれだけ混雑して待たされたのに全くイライラしなかった。それはこの男の子態度や姿勢に胸を打たれていて、いつの間にやらイライラではなく応援をしている気持ちになっていたからだ。それを感じた時に私はついつい「素晴らしい!」と声を出してしまった。男の子も「ありがとうございます」と一礼してお店を出るまで見守ってくれました。
精一杯人の為に頑張っている人を見ていると、とても清々しく思えました。私はこの男の子に自分の仕事に対する姿勢を改めさせられました。
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