妻が食の健康をもっと力を入れると張り切っていました。ご飯も五穀米だったり、野菜多めの食事にしたりですが飽きさせないように工夫を凝らして頑張っています。問題なのは私のお弁当です。徐々にガンダムから色味や形がアッガイになってきちゃいました。分からない方が多そうなのでここまでにしておきます。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
ある日、私と上司が健康診断の結果を受けてジムに通おうと話になりました。私は10年位前に入会した覚えがあります。しかし、子供が産まれてからは全く行かなくなってしまった。忙しくなった理由もありますが全く効果は無く筋肉も増えた実感すら感じませんでした。そして直ぐに挫折して通わなくなってしまった。なので上司は直ぐに止めてしまうのではないかと心配でした。
私はランニングマシン等の有酸素運動をメインに行いました。上司は初めて見る物が多くトレーナーに説明を聞きながら見て回っていました。それから1週間程経ちました。上司はジムに通う前と顔の表所が変わり以前はメタボでどっしりという感じでしたが、たったの一週間でメタボだけでは無いどっしりを感じられました。そして私に「引字くん、筋肉を上手く付けるには・・・」等という話をするようになる。以前は腹筋すら出来なかった上司がジムで見かけると腹筋ができるようになっていたのが驚きです。私は内臓脂肪をどうにかしたい為に始めたので有酸素運動ばかりしてると上司が私の前にきて「筋肉も必要だ引字くん!」とスポーツ器具が並ぶエリアに引っ張られる。以前は全くの筋肉とは無縁な人が突然人が変わったように筋肉、筋肉と言うようになったのです。
しかし、その理由がすぐに分かった。私はベンチプレスを苦しまみれに行いながら上司を見ていたら他の男性客達と話が盛り上がってるようでした。私は上司は周りに好かれやすいタイプだと知っていたので気にもしなかったのですが・・・。
「こんにちわ!皆さん今日も頑張ってますね!!」と爽やかで若い女性トレーナーさんがやってきました。すると周りの男性客達女性に集まり出して今日行ったメニューや現時点の身体をその女性に見せてアドバイスをもらう。「○○さんは次は腕の筋肉ですね!頑張りましょう!」「××さんはもっと体幹を鍛えて見てください」と一人ずつアドバイスをしている。上司もアドバイスを受けていましたが鼻の下を伸ばしている表情が遠くでも分かりました。上司は脚の筋肉を鍛えましょうと言われたらしく仕事で見た事も無い一心不乱な表情ででスクワット等を始める。
この女性トレーナーにアドバイスを受けるとこれまで筋肉と無縁な方でも筋肉を付けるのが好きになってしまうようです。やりがいや目的は人それぞれですが、ある意味ここまでやる気を起こさせるのは凄いなと思いました。仕事や趣味等もそうで目的や目標があると何事もポジティブに続けられる。動機が不純でも結果に繋げられれば凄い効果的です。
私は何となくランニングマシンに戻り一人黙々と有酸素運動を行う。足を引きずりながら上司がフラフラやってくる「引字くん、私はもう帰るよ。筋トレ楽しいね!」私は少し細い目をしながら「・・・はい」と返事を返すと上司はにこやかに足を引きずりながらロッカーへと向かった。
上司は、ほぼ毎日ジムに通っているようです。私よりもはるかに短期間で体格が変わった上司を見て周りも「俺もジムに通おうかな」「私も通えばスリムな筋肉が付くのかしら」等とジムに興味をしめし始めました。しかし本当の真実を知ってるのは私だけです。もし後輩達がジムに来てもなるべく上司の姿が見えない所で行わせようと思います。
2016年7月29日金曜日
上司が筋トレを夢中になった理由

2016年7月28日木曜日
表情を豊かにする猫
梅雨明けもしてすっかり夏になりましたね。熱中症対策は万全にして過ごしましょう。私は熱中症で大変な事になった過去がありますので常に家族全員にも警戒させております。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
先日のブログで猫の親子が庭に来ると言う話をしましたが、去年の出来事を思い出しました。社長と上司、営業先の方とゴルフをした帰り。社長が会社に寄ってほしいと私にお願いした。営業先の方を送ったあとに会社へ向かいました。
会社に着くと社長は会社裏の敷地にある窪みに身体を休めていたお腹の大きな猫がいた。社長は道の途中で購入した猫の餌を与えていた。私は「こんな処に猫がいたんですね」社長は「私も昨日見つけてね、もうすぐ産まれるだろうからこれから病院に連れて行こうと思ってね」社長は猫の顎下や首を撫でると猫もゴロゴロと声を鳴らす。どうやら社長に馴れているようだ。
私が「社長、猫好きなんですね」と告げると私に「私の家には2匹の犬がいるからね。この子達は引き取れないのが残念でね。カミさんに絶対怒鳴られる。」私は少し眉をシワを寄せた。すると社長が「あぁ、大丈夫だよ。出産した後はこの子の引き取り手は決まってるから。さっきの営業先の○○さんだよ。あの人猫好きでね」と笑っていた。暫くすると猫の様子がおかしくなる。
お腹が激しく動いているのを確認した時、私は妻が次男を出産した時の陣痛を思い出した。私は無意識にアレルギーにも関わらず猫を抱きしめて車に乗せた。社長の言う病院へ向かい出産を立ち合う事になった。それから数時間が経過し産まれたのは4匹の赤ちゃんです。出産は人間限らず例えるのが難しいのですが感動を与えてくれます。小さくても『生きている』こと『新しく生まれた命尊さ』を直前に目の当たりでき心を響かせてもらえます。
感動の束の間、社長は少し困り果てていました。どうやら引き取るのは3匹の予定だったそうです。社長は営業先でもある引き取り手の方に電話をしながらその場を離れる。上司は「私達も里親探し手伝おう」と話をしながら、社長を待った。すると営業先の方が社長に案内されながらやってきました。母ネコは子猫一匹ずつ大切そうに抱きしめるように舐めている。その姿を眺めていた営業先の方が「全員引き取ります。さすがに離すのは可哀想だ」という。
私は正直に、この営業先の方は苦手でした。営業の初めはいきなり怒鳴ったり、無理難題を沢山要求してきたり「この人には人間の心なんて無いのではないか?」とまで思っていました。さっきのゴルフでもずっとしかめっ面でした。しかし、そこにいたのは優しい顔をした一人の男性がいた。こうして子猫を含む5匹を引き取るという事になったのです。
これ以降、私はこの方への挨拶等しに行く時は必ずその子猫達の話をするようにします。するとお決まりのしかめっ面が豹変するように表情が豊かになり話しやすくなります。ただ本題の話に入る前に30分程、猫の話と大量の猫写真を付き合わされます。初めの態度に比べれば全く苦では無いですけど。
子猫の出産を終えて無事猫全員の引き取りも決まり、社長と上司を送って一人帰宅をする車内で「いい歳こいた4人の男が猫を囲って本気で悩む」その事を考えたら笑いが込み上げてきた突然、我慢の尾が切れたようにクシャミと涙、鼻水が止まらなくなる。妻に「猫の出産ってそんなに感動したの?」と冗談を言われます。あながち間違ってはいませんが、妻に「本当に辛いんだよ」と本心をぶつけます。
猫は大好きです。しかし、この症状のおかげで私の場合は表情が泣きっ面だけになります。
先日のブログで猫の親子が庭に来ると言う話をしましたが、去年の出来事を思い出しました。社長と上司、営業先の方とゴルフをした帰り。社長が会社に寄ってほしいと私にお願いした。営業先の方を送ったあとに会社へ向かいました。
会社に着くと社長は会社裏の敷地にある窪みに身体を休めていたお腹の大きな猫がいた。社長は道の途中で購入した猫の餌を与えていた。私は「こんな処に猫がいたんですね」社長は「私も昨日見つけてね、もうすぐ産まれるだろうからこれから病院に連れて行こうと思ってね」社長は猫の顎下や首を撫でると猫もゴロゴロと声を鳴らす。どうやら社長に馴れているようだ。
私が「社長、猫好きなんですね」と告げると私に「私の家には2匹の犬がいるからね。この子達は引き取れないのが残念でね。カミさんに絶対怒鳴られる。」私は少し眉をシワを寄せた。すると社長が「あぁ、大丈夫だよ。出産した後はこの子の引き取り手は決まってるから。さっきの営業先の○○さんだよ。あの人猫好きでね」と笑っていた。暫くすると猫の様子がおかしくなる。
お腹が激しく動いているのを確認した時、私は妻が次男を出産した時の陣痛を思い出した。私は無意識にアレルギーにも関わらず猫を抱きしめて車に乗せた。社長の言う病院へ向かい出産を立ち合う事になった。それから数時間が経過し産まれたのは4匹の赤ちゃんです。出産は人間限らず例えるのが難しいのですが感動を与えてくれます。小さくても『生きている』こと『新しく生まれた命尊さ』を直前に目の当たりでき心を響かせてもらえます。
感動の束の間、社長は少し困り果てていました。どうやら引き取るのは3匹の予定だったそうです。社長は営業先でもある引き取り手の方に電話をしながらその場を離れる。上司は「私達も里親探し手伝おう」と話をしながら、社長を待った。すると営業先の方が社長に案内されながらやってきました。母ネコは子猫一匹ずつ大切そうに抱きしめるように舐めている。その姿を眺めていた営業先の方が「全員引き取ります。さすがに離すのは可哀想だ」という。
私は正直に、この営業先の方は苦手でした。営業の初めはいきなり怒鳴ったり、無理難題を沢山要求してきたり「この人には人間の心なんて無いのではないか?」とまで思っていました。さっきのゴルフでもずっとしかめっ面でした。しかし、そこにいたのは優しい顔をした一人の男性がいた。こうして子猫を含む5匹を引き取るという事になったのです。
これ以降、私はこの方への挨拶等しに行く時は必ずその子猫達の話をするようにします。するとお決まりのしかめっ面が豹変するように表情が豊かになり話しやすくなります。ただ本題の話に入る前に30分程、猫の話と大量の猫写真を付き合わされます。初めの態度に比べれば全く苦では無いですけど。
子猫の出産を終えて無事猫全員の引き取りも決まり、社長と上司を送って一人帰宅をする車内で「いい歳こいた4人の男が猫を囲って本気で悩む」その事を考えたら笑いが込み上げてきた突然、我慢の尾が切れたようにクシャミと涙、鼻水が止まらなくなる。妻に「猫の出産ってそんなに感動したの?」と冗談を言われます。あながち間違ってはいませんが、妻に「本当に辛いんだよ」と本心をぶつけます。
猫は大好きです。しかし、この症状のおかげで私の場合は表情が泣きっ面だけになります。

2016年7月27日水曜日
家族で山形県の一の滝、二の滝に行きました
自宅一人で留守番をしていた時にエアコンを付けっぱなしにして寝てしまい、風邪をこじらせてしまいました。妻には怒られるし、頭痛を堪えながら出勤をしました。エアコン風邪に皆さんも気を付けましょう。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
先日は家族と滝を見に山形まで行ってきました。一の滝から二の滝までハイキングを兼ねて向かいます。山形県も熊の出没に注意を促しております。事前に役場の方へ連絡をしてから向かう事をおすすめします。万が一の為に鈴を4人全員に付けて出発です。空気も水もキレイで川沿いを歩くだけで涼しかったです。因みに蚊も等の虫刺されも事前に対策をしてください。虫よけスプレーを使用したのですが、何故か私だけ虫刺されの跡が酷かったです。子供には被害が無かったので結果は良かったのですが足がボコボコ状態になったので気を付けて下さい。
緑が多くなってきてミツガシバが出迎えてくれました。そして一の滝に辿り着きます。普段あまり見ない光景に子供達がはしゃいでました。二の滝に向かう途中次男が何かを見つけたようで捕まえようとしてます。よく見えなかったので確証は有りませんがクロサンショウウオだと思います。猛スピードで逃げる黒い影。すると追いかけていた次男がバシャン!と川に落ちる。次男はその後、川に落ちた事を良い事に水浴びをする。その光景を見た妻は溜め息を付いてましたが私は涼しそうで少し羨ましかったです。
二の滝はいつ見ても素晴らしい。私は家族4人でこの滝をどうしても見たかった。長女と次男も滝を見上げて圧倒してました。私たちは浅瀬で足を川に入れて涼しさとマイナスイオンを満喫致しました。因みに二の滝の滝つぼは深いので小さいお子さんと行く時は絶対目に離さないようにして下さい。
長女が「涼しかったね。でも、あんなにお水出してたら怒られちゃうよ」と帰りの車内で私に告げる。妻と私はクスッと笑い。山が作り出す水が集まり川になり、それを人間たちの生活をする水になるちょっと難しい話をしながら帰宅する。次男はぐっすり寝ながらあの黒い影を夢の中で追いかけてるようでした。
先日は家族と滝を見に山形まで行ってきました。一の滝から二の滝までハイキングを兼ねて向かいます。山形県も熊の出没に注意を促しております。事前に役場の方へ連絡をしてから向かう事をおすすめします。万が一の為に鈴を4人全員に付けて出発です。空気も水もキレイで川沿いを歩くだけで涼しかったです。因みに蚊も等の虫刺されも事前に対策をしてください。虫よけスプレーを使用したのですが、何故か私だけ虫刺されの跡が酷かったです。子供には被害が無かったので結果は良かったのですが足がボコボコ状態になったので気を付けて下さい。
緑が多くなってきてミツガシバが出迎えてくれました。そして一の滝に辿り着きます。普段あまり見ない光景に子供達がはしゃいでました。二の滝に向かう途中次男が何かを見つけたようで捕まえようとしてます。よく見えなかったので確証は有りませんがクロサンショウウオだと思います。猛スピードで逃げる黒い影。すると追いかけていた次男がバシャン!と川に落ちる。次男はその後、川に落ちた事を良い事に水浴びをする。その光景を見た妻は溜め息を付いてましたが私は涼しそうで少し羨ましかったです。
二の滝はいつ見ても素晴らしい。私は家族4人でこの滝をどうしても見たかった。長女と次男も滝を見上げて圧倒してました。私たちは浅瀬で足を川に入れて涼しさとマイナスイオンを満喫致しました。因みに二の滝の滝つぼは深いので小さいお子さんと行く時は絶対目に離さないようにして下さい。
長女が「涼しかったね。でも、あんなにお水出してたら怒られちゃうよ」と帰りの車内で私に告げる。妻と私はクスッと笑い。山が作り出す水が集まり川になり、それを人間たちの生活をする水になるちょっと難しい話をしながら帰宅する。次男はぐっすり寝ながらあの黒い影を夢の中で追いかけてるようでした。

2016年7月26日火曜日
少しだけでも理解する努力
庭に可愛らしい親子が遊びに来てました。母猫と3匹の子猫です。長女と次男は猫を見るなり抱きかかえようとしましたが私は止めました。子猫は人間の匂いが付くと周りの大人猫に食べられてしまうからです。子供達は納得してくれて水を上げてました。その後も猫親子達はしょっちゅう顔を出します。母猫が安全な場所を求めて行きついた場所が我が家だったのかもしれません。私は猫は好きなのですがアレルギーを持っています。私は小さな犬小屋のような物を簡単に作り庭に置きました。今度あの猫親子が来た時は雨の日でも安全な場所として気に入ってくれるか心配です。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
たまたま電車で営業先に向かった時の話です。駅で口論してる男性二人がいました。話が次第にエスカレートしそうだったので私含め数人が仲裁に入り駅員の方も駆けつけてきました。話の内容は若い男性が下り口の階段から下ってる最中、前に誰もいない事を確認してスマホ少し見ていたら突然おじさんが体当たりをするように登ってきたらしく「スマホばっか見てないで気を付けろよ!」と若者に告げた事で始まったらしい。その後もお互いに丸く収まる気が全く無さそうでした。
通りすがりの親子がその口論を見ながら「なんで大人同士って仲良くできないの?先生は皆と仲良くしなきゃダメって言ってたけど、テレビ見ても大人って喧嘩ばかりしてるね。大人は仲良しにならない方が良いの?」とその子の声がずっしり重く響き渡った。妙な雰囲気になってしまいおじさんが舌打ちをしながら消えて行った。若者は私達に謝りながら一礼し去って行った。
知識や経験を積み重ねるとお互いを理解しようとしなくなる。いつのまにやら相手の上に立とうと必死に抵抗を始める。私は考えさせられました。
とある営業先が我が社のクレームを出した時に後輩が感情的になり相手の意見を理解しようとせずに対処をしようとした事で更に大きなクレームになってしまった事がある。その後は私と部長の対処となり相手のクレーム元を調べると明らかに私達にも否が有る事が判明し深くお詫びをした。ですが今更相手を理解したところで営業先は我が社の信用を完全に失っていた。もっと早く相手を理解すればこのような結末にはならなかったと思う。
この口論もそうです。相手を受け入れるのではなく少しの理解が有るだけでこのような結末にはならなかったと思う。その事を気づかせてくれたのは子供の純粋な疑問でした。
たまたま電車で営業先に向かった時の話です。駅で口論してる男性二人がいました。話が次第にエスカレートしそうだったので私含め数人が仲裁に入り駅員の方も駆けつけてきました。話の内容は若い男性が下り口の階段から下ってる最中、前に誰もいない事を確認してスマホ少し見ていたら突然おじさんが体当たりをするように登ってきたらしく「スマホばっか見てないで気を付けろよ!」と若者に告げた事で始まったらしい。その後もお互いに丸く収まる気が全く無さそうでした。
通りすがりの親子がその口論を見ながら「なんで大人同士って仲良くできないの?先生は皆と仲良くしなきゃダメって言ってたけど、テレビ見ても大人って喧嘩ばかりしてるね。大人は仲良しにならない方が良いの?」とその子の声がずっしり重く響き渡った。妙な雰囲気になってしまいおじさんが舌打ちをしながら消えて行った。若者は私達に謝りながら一礼し去って行った。
知識や経験を積み重ねるとお互いを理解しようとしなくなる。いつのまにやら相手の上に立とうと必死に抵抗を始める。私は考えさせられました。
とある営業先が我が社のクレームを出した時に後輩が感情的になり相手の意見を理解しようとせずに対処をしようとした事で更に大きなクレームになってしまった事がある。その後は私と部長の対処となり相手のクレーム元を調べると明らかに私達にも否が有る事が判明し深くお詫びをした。ですが今更相手を理解したところで営業先は我が社の信用を完全に失っていた。もっと早く相手を理解すればこのような結末にはならなかったと思う。
この口論もそうです。相手を受け入れるのではなく少しの理解が有るだけでこのような結末にはならなかったと思う。その事を気づかせてくれたのは子供の純粋な疑問でした。

2016年7月25日月曜日
カブトムシと父
今日は日差しが強いですね。妻はお気に入りのサンバイザーを付けてよく出かけています。ある日、次男が小さな機械修理工場のような場所を通り過ぎて「ママみたいな帽子してるよ」と私に伝えてきます。火花が顔に当たる事を防止したプロテクターの事です。幼いながらこういう発想ができる事に感動を覚えました。その後は全く用途が違う説明はしましたがこれが難しいです。本日も引字圭佑の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
先日、妻と長女は女同士の買い物と言って出掛けたので、私は次男と男同士の昆虫採集をするために外へ出かけました。日差しが強いので帽子と水筒を持って出かけました。蝶やトンボ、セミ達もいますが目指すはカブトムシとクワガタです。この時期はちょっと早い気がしましたが私は息子以上に意気込んでいました。
私も幼い時によく父親に連れられてカブトムシやクワガタ採取をしにいきました。昼間よりも夜の方が見つけやすいとか、樹液(カブトムシ用の餌)を塗って誘い出しすけど、違う人に獲られてしまったりとか沢山の思い出があります。
父親は幼い私にカブトムシの獲り方や特徴などを伝授をして何匹も大きなカブトムシやクワガタを獲ってくれました。普段、大して何もしていないような父親が一番恰好良く見えた瞬間でもあります。そして友人よりも父親とカブトムシ採集をした方が獲れるので、父親にせがんで一緒に採集に出かけていた事を思い出す。私はここで次男に「パパ、凄い!」と言わせる為に猛暑の中、頑張って良い所を見せようと企みます。そして次男はこれから先、私とカブトムシ採集に一緒に行く事をせがんでくる事を想像しながら張り切ります。
探索から2時間が経とうとした時です。次男は空の虫かごを見て不満な表情を浮かべる。ですが全くカブトムシは見つかりません。このままでは私と次男の理想的な未来予想図が叶わなくなってしまいます。むしろこの時、次男の表情からすると「パパともうカブトムシを獲りに行きたくない!」とまで言われかねない。夕方になり諦めかけていた時に木の幹にカブトムシを発見。しかしよじ登らなければ獲れない位置にいます。私は父親の意地としてカブトムシを獲る為に木によじ登ります。あともうすぐ手を伸ばせば獲れると思った瞬間カブトムシが羽を広げ飛び立とうとしました。私は気持ちが焦り登っていた木から尻もちをつくように落下。そしてカブトムシは何故か次男の腕に着地をして、そのまま次男は虫かごの中に入れた。
次男は大変喜んでいました。私は次男に対して何も父親として凄い所を見せられずに痛みを抑えながらへっぴり腰になり帰宅する。
私は次男に「明日このカブトムシさんを帰しに行こう」と話す。次男は嫌がっていましたが「カブトムシさんはお家でいるより森にいた方が嬉しいんだよ。森には沢山のカブトムシさんのお友達がいるんだよ」と言って説得させ翌日にはカブトムシを元の場所に戻してあげました。次男は「カブトムシさんお友達に会えたかな?」と心配しながら後ろを見る。私は「また今度、会いに行って上げよう」と伝えると次男は「うん、またパパと一緒にカブトムシさんに会いに行こうね!」と言ってくれた。
私は良い所を見せるばかりは何か違う事を思い知らされた。ただ一緒に行って真剣に子供の遊びに付き合うだけで良かったそう思わされた。カブトムシよりも何よりも次男は私のへっぴり腰姿とお風呂で赤くはれたお尻を見て「パパ、お猿さんみたい」と言いながら笑顔で笑う姿が一番の印象でした。
先日、妻と長女は女同士の買い物と言って出掛けたので、私は次男と男同士の昆虫採集をするために外へ出かけました。日差しが強いので帽子と水筒を持って出かけました。蝶やトンボ、セミ達もいますが目指すはカブトムシとクワガタです。この時期はちょっと早い気がしましたが私は息子以上に意気込んでいました。
私も幼い時によく父親に連れられてカブトムシやクワガタ採取をしにいきました。昼間よりも夜の方が見つけやすいとか、樹液(カブトムシ用の餌)を塗って誘い出しすけど、違う人に獲られてしまったりとか沢山の思い出があります。
父親は幼い私にカブトムシの獲り方や特徴などを伝授をして何匹も大きなカブトムシやクワガタを獲ってくれました。普段、大して何もしていないような父親が一番恰好良く見えた瞬間でもあります。そして友人よりも父親とカブトムシ採集をした方が獲れるので、父親にせがんで一緒に採集に出かけていた事を思い出す。私はここで次男に「パパ、凄い!」と言わせる為に猛暑の中、頑張って良い所を見せようと企みます。そして次男はこれから先、私とカブトムシ採集に一緒に行く事をせがんでくる事を想像しながら張り切ります。
探索から2時間が経とうとした時です。次男は空の虫かごを見て不満な表情を浮かべる。ですが全くカブトムシは見つかりません。このままでは私と次男の理想的な未来予想図が叶わなくなってしまいます。むしろこの時、次男の表情からすると「パパともうカブトムシを獲りに行きたくない!」とまで言われかねない。夕方になり諦めかけていた時に木の幹にカブトムシを発見。しかしよじ登らなければ獲れない位置にいます。私は父親の意地としてカブトムシを獲る為に木によじ登ります。あともうすぐ手を伸ばせば獲れると思った瞬間カブトムシが羽を広げ飛び立とうとしました。私は気持ちが焦り登っていた木から尻もちをつくように落下。そしてカブトムシは何故か次男の腕に着地をして、そのまま次男は虫かごの中に入れた。
次男は大変喜んでいました。私は次男に対して何も父親として凄い所を見せられずに痛みを抑えながらへっぴり腰になり帰宅する。
私は次男に「明日このカブトムシさんを帰しに行こう」と話す。次男は嫌がっていましたが「カブトムシさんはお家でいるより森にいた方が嬉しいんだよ。森には沢山のカブトムシさんのお友達がいるんだよ」と言って説得させ翌日にはカブトムシを元の場所に戻してあげました。次男は「カブトムシさんお友達に会えたかな?」と心配しながら後ろを見る。私は「また今度、会いに行って上げよう」と伝えると次男は「うん、またパパと一緒にカブトムシさんに会いに行こうね!」と言ってくれた。
私は良い所を見せるばかりは何か違う事を思い知らされた。ただ一緒に行って真剣に子供の遊びに付き合うだけで良かったそう思わされた。カブトムシよりも何よりも次男は私のへっぴり腰姿とお風呂で赤くはれたお尻を見て「パパ、お猿さんみたい」と言いながら笑顔で笑う姿が一番の印象でした。

2016年7月22日金曜日
キャラ弁
ここ最近過ごしやすい時期が続いてますね。来週は雨と気温が上がりジメジメした週になりそうです。この時期はカビの時期です。浴槽など徹底管理する季節ですね。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
先日は健康診断でした。健康には自信があったのですがちょっと血圧が上がっていたのに驚きました。また内臓脂肪も多くなってました。昼食は頻繁にラーメンを通っていたのが罰があたったみたいです。そして上司は太り過ぎと言う宣告を受けてました。因みに社長は全部健康で体調年齢は40歳と私と同じ若さです(社長の実年齢は60歳)。
私と上司は社長の前にひれ伏せました。そして社長は「体調管理は仕事に出るから。二人とも改善してね」と忠告される。
妻に話すと「分かったわ!明日からお弁当を作るわ!」と協力してくれました。そして翌日の昼食恥ずかしながら妻の手作り弁当を開けると形が崩れて寂しげな表情をしてる玉子のヒヨコが3匹と多分妖怪ウォッチのキャラクターであろう不気味な海苔巻き。そしてご飯を入れる層を見ると春雨サラダがぎっしり入っていた。後輩から「引字さん!愛妻弁当なんですか?羨ましい!」と近づいてきました。私はそっと弁当を隠し「う、うん。いいから早くご飯食べに行きなさい!今日のミーティングはキッチリと備えておいてね」と後輩を外に出て行かせるように促す。そして意外にも職場で食べる者が多く私はあまりの恥ずかしさに弁当を持って屋上に向かう。
そこには上司達の姿があった。上司が「引字くんもかい?」と言って上司の弁当を見るとクマがハートを持っている型の海苔がご飯の上に敷かれている。そして周りの男性社員も様々なキャラ弁のオンパレード。僕は安心して弁当を開くと「我が妻がこんなものを・・・」と皆に見せると違う部署の上司が「あぁ、これは多分試作品だね。引字くんのとこ、まだお子さん小さいから練習がてら作った感じだね」とベテランの解説員のような口調で語りだす。そして各々のキャラ弁をまるで作品を紹介、解説するような感じになり段々面白くなってきてしまう。
帰宅して弁当箱を洗いながら妻に「今日のあれ、試作品?」と聞くと「バレた?」と妻が言う。そして妻に職場での屋上ランチの事を話すと「何それ、そんな事してるの?」と驚いていた。そしてその翌日また同じメンバーが屋上に集まりキャラ弁をお披露目している。
相変わらず上司は可愛いキャラがご飯の上に敷かれていたリ。他の皆はアンパンマンやらドラえもんやらが出てくる。私はそっと弁当を開けるて確認をする。妻は頑張ったと思う。私の好きな機動戦士ガンダムを頑張って型を作って再現していたんだと思うおにぎりが入っていた。けど歪みまくって上司に「なんだろうね?パトレイバー?」また違う上司には「引字くんの奥さん面白いね。子供に合わせて作るのに夫に合わせる事はあんまりないよ」と笑いがどっと起きる。
帰宅すると妻は慣れないキャラ弁を一生懸命に勉強をしているようでした。そして恥ずかしかった愛妻弁当が意外にも面白いコミュニケーションに繋がりました。次の昼食のお披露目会が楽しみになっている自分がいます。

2016年7月21日木曜日
大先輩の注意
朝や昼間は過ごしやすいのですが夜が異様に蒸し暑くなって困っています。あまりに寝苦しくなってしまい冷蔵庫に頭を突っ込んでいたら妻にその瞬間を後ろからじっくり観察されていました。今日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
社長の付き添いで取引先に訪問しに行った時の話です。社長と私は訪問先近くのファミリーレストランで昼食をとっている時です。注文を済ませてある程度メニューが運ばれてきた時に幼い子供達が大声を上げて店内を走り回っていました。始めは連れてきた両親が注意をするだろうと思い、気にしなかったのですが子供達の悪ふざけがエスカレートしていきます。ドリンクバーも背が低い為、精一杯機械をいじりますが結局こぼしてしまう。その子はどうしたらいいのか分からずそのままにして親元の席に帰っていた。
お昼時で利用者も多く周囲も迷惑な顔をしていましたが、どうやら母親達はおしゃべりで夢中のようでした。すると我慢しかねたお爺ちゃんが母親の元へ行き怒鳴りつける。すると母親たちは「貴方には関係ない」や「気づかなかっただけです」と反省の姿勢が全く見られなかった。店員さんもようやく仲裁に入りますが何やら揉めています。私と社長はこれでもう事が丸く収まるだろうと思った。
すると突然、母親の旦那さんが現れて大声を上げる。子供の注意から話が大きく変わり店の態度やら不満に変えて店員を黙らせた後にお爺ちゃんを攻め立てる。警察を呼ぶまでに進展するかもと思いましたが。しかし、そのお爺ちゃんの奥さんが現れました。奥さんは「子供達が可哀想。怯えてるわ・・・。貴方達が満足するまで私たちの批判をすれば良いわ。でもその子達は一旦外に出して上げて。こんなに悲しい光景を見せられてしまうなんてあんまりよ」店の中がシーンとした。旦那さんんは「もう帰るぞ」と母親たちを引っ張って店を出て行きました。子供達はこの雰囲気の理由が分からないようだった。
社長が「言い方悪いが、子供が子供を育ててるみたいだね。あの奥さんが本当のお母さんに見えたよ」と話しながらお茶を啜る。私は気になりました、あの後あの両親は子供になんて説明したのだろうか。
私は自宅に帰宅して妻にその件を話すと「変なの」と最初は笑い。「子供がいると色々な事を縛られてしまう気持ちは分かるな。その時は縛られることを忘れてゆっくり友達とお喋りしていたかったんだろうね。そして突然他の人に指摘されて『母親をちゃんとやってるのに!』って納得しないで反抗する気持ちもね。お爺ちゃんの奥さんは『お母さん』の大先輩だもんね。きっと気持ちを察して子供をよく見なさいって注意したんだろうね、『お母さん』を『お母さん』に戻してあげたんだよ」
ふと私も思う事がある、職場を離れると私はサラリーマンとしていたくない気持が何となく似てる。逆に職場では父という事を忘れ仕事をして、家族でいる時は父としてちゃんと子供を見ています。しかし読書に夢中になり父であることを一瞬忘れてしまいそうになる事も今思うとあります。母である、父である事を疲れたり夢中になってしまい忘れてしまう事があるかもしれない。私は子供達と共にいる時は父をサボらないようにしようと決めた。妻は母を常にしているので多少は楽させてあげられるかもしれません。
社長の付き添いで取引先に訪問しに行った時の話です。社長と私は訪問先近くのファミリーレストランで昼食をとっている時です。注文を済ませてある程度メニューが運ばれてきた時に幼い子供達が大声を上げて店内を走り回っていました。始めは連れてきた両親が注意をするだろうと思い、気にしなかったのですが子供達の悪ふざけがエスカレートしていきます。ドリンクバーも背が低い為、精一杯機械をいじりますが結局こぼしてしまう。その子はどうしたらいいのか分からずそのままにして親元の席に帰っていた。
お昼時で利用者も多く周囲も迷惑な顔をしていましたが、どうやら母親達はおしゃべりで夢中のようでした。すると我慢しかねたお爺ちゃんが母親の元へ行き怒鳴りつける。すると母親たちは「貴方には関係ない」や「気づかなかっただけです」と反省の姿勢が全く見られなかった。店員さんもようやく仲裁に入りますが何やら揉めています。私と社長はこれでもう事が丸く収まるだろうと思った。
すると突然、母親の旦那さんが現れて大声を上げる。子供の注意から話が大きく変わり店の態度やら不満に変えて店員を黙らせた後にお爺ちゃんを攻め立てる。警察を呼ぶまでに進展するかもと思いましたが。しかし、そのお爺ちゃんの奥さんが現れました。奥さんは「子供達が可哀想。怯えてるわ・・・。貴方達が満足するまで私たちの批判をすれば良いわ。でもその子達は一旦外に出して上げて。こんなに悲しい光景を見せられてしまうなんてあんまりよ」店の中がシーンとした。旦那さんんは「もう帰るぞ」と母親たちを引っ張って店を出て行きました。子供達はこの雰囲気の理由が分からないようだった。
社長が「言い方悪いが、子供が子供を育ててるみたいだね。あの奥さんが本当のお母さんに見えたよ」と話しながらお茶を啜る。私は気になりました、あの後あの両親は子供になんて説明したのだろうか。
私は自宅に帰宅して妻にその件を話すと「変なの」と最初は笑い。「子供がいると色々な事を縛られてしまう気持ちは分かるな。その時は縛られることを忘れてゆっくり友達とお喋りしていたかったんだろうね。そして突然他の人に指摘されて『母親をちゃんとやってるのに!』って納得しないで反抗する気持ちもね。お爺ちゃんの奥さんは『お母さん』の大先輩だもんね。きっと気持ちを察して子供をよく見なさいって注意したんだろうね、『お母さん』を『お母さん』に戻してあげたんだよ」
ふと私も思う事がある、職場を離れると私はサラリーマンとしていたくない気持が何となく似てる。逆に職場では父という事を忘れ仕事をして、家族でいる時は父としてちゃんと子供を見ています。しかし読書に夢中になり父であることを一瞬忘れてしまいそうになる事も今思うとあります。母である、父である事を疲れたり夢中になってしまい忘れてしまう事があるかもしれない。私は子供達と共にいる時は父をサボらないようにしようと決めた。妻は母を常にしているので多少は楽させてあげられるかもしれません。

2016年7月20日水曜日
夏祭り
最近になって姿勢を良くしようと整体に通っています、担当の方が家でストレッチを行う事を勧められて、入浴後ストレッチを兼ねて柔軟体操も行って見ましたが非常に情けない体制になって妻に笑われました。長女や次男も私の柔軟体操を見様見真似で行い体の柔らかさを見せつけます。そして私は言います。「これからもずっと柔軟体操をやった方が良いよ」と伝えると長女から「お父さんもね」と言われました。私はつま先に全く届きそうにもない前屈をしながら何も言い返せなくなりました。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
連休は海水浴だけでは無く、白山神社にも行きました。縁結びや安産祈願、家内安全、仕事の繁栄で有名な神社です。私達夫婦も次男を産む際に通い、そのおかげか妻は比較的に楽な出産だったようです。ちょっと家から遠いので今年は初の参拝になりました。
私と長女は「はくさんさま」にお祈りをします。この「はくさんさま」は歯の神様です。先日のブログにて差し歯になった私と、銀歯を詰められた長女は強く念じます。また調度この時は夏祭りの時期でした。
ぽっぽ焼き等を屋台で購入し食べながら境内を回ると次男は金魚すくいをやりたいと言ってきた。私も懐かしく思いお金を払いチャレンジさせてみました。3回チャレンジという事でまずは次男がチャレンジします。呆気なく、すくいの網が破れて次男は難しそうな顔をする。ここで私の腕を見せ付ける時がきました。私はいかにも手慣れてるように左手の茶碗と右手のすくいの距離を縮めてさっとすくいを水槽の中へ入れる。
こうして追加の料金を払い6回目で要約2匹の金魚をゲットして次男の喜ぶ顔が見れて一安心していると妻と長女は、ぽっぽ焼きでは飽き足らずにたこ焼きやかき氷、ジャガバタ等の食べ物を食べ回っている。最近長女は育ち盛りなのか妻に似たのか分かりませんがよく食べるようになりました。妻はよく食べるのに何故か体型が変わらないのであまり心配してませんが、ちょっと気持ちぽっちゃりしてきた娘が心配です。
3連休は海も祭りも満喫した家族旅行になりました。家に帰る前にホームセンターで金魚鉢等を購入して金魚を入れました。次男と長女は金魚を見てはしゃいでました。毎回白山神社に行くと家族が温まる気がするそう感じました。
キッチンに向かうとぽっぽ焼きを半分に切ってそこにチョコバナナを挟んで「美味しい!これ!!」とはしゃいでる妻の姿を見て私は少し溜め息を付いた。
連休は海水浴だけでは無く、白山神社にも行きました。縁結びや安産祈願、家内安全、仕事の繁栄で有名な神社です。私達夫婦も次男を産む際に通い、そのおかげか妻は比較的に楽な出産だったようです。ちょっと家から遠いので今年は初の参拝になりました。
私と長女は「はくさんさま」にお祈りをします。この「はくさんさま」は歯の神様です。先日のブログにて差し歯になった私と、銀歯を詰められた長女は強く念じます。また調度この時は夏祭りの時期でした。
ぽっぽ焼き等を屋台で購入し食べながら境内を回ると次男は金魚すくいをやりたいと言ってきた。私も懐かしく思いお金を払いチャレンジさせてみました。3回チャレンジという事でまずは次男がチャレンジします。呆気なく、すくいの網が破れて次男は難しそうな顔をする。ここで私の腕を見せ付ける時がきました。私はいかにも手慣れてるように左手の茶碗と右手のすくいの距離を縮めてさっとすくいを水槽の中へ入れる。
こうして追加の料金を払い6回目で要約2匹の金魚をゲットして次男の喜ぶ顔が見れて一安心していると妻と長女は、ぽっぽ焼きでは飽き足らずにたこ焼きやかき氷、ジャガバタ等の食べ物を食べ回っている。最近長女は育ち盛りなのか妻に似たのか分かりませんがよく食べるようになりました。妻はよく食べるのに何故か体型が変わらないのであまり心配してませんが、ちょっと気持ちぽっちゃりしてきた娘が心配です。
3連休は海も祭りも満喫した家族旅行になりました。家に帰る前にホームセンターで金魚鉢等を購入して金魚を入れました。次男と長女は金魚を見てはしゃいでました。毎回白山神社に行くと家族が温まる気がするそう感じました。
キッチンに向かうとぽっぽ焼きを半分に切ってそこにチョコバナナを挟んで「美味しい!これ!!」とはしゃいでる妻の姿を見て私は少し溜め息を付いた。

2016年7月19日火曜日
海の思い出
天気が良いと汗ばむ季節になり、外と職場の温度差で気が滅入ってしまいそうです。この時期の角田山にはヤマユリがキレイに咲いております。娘の大好きな花の一つでよくヤマユリを見つけては話しかけています。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
新潟は現在海開きの時期になりましたので3連休は家族で近くの浜辺で海水浴に行きました。子供達は海水浴では常にはしゃぎ回り大変でした。妻は日に焼けたくない為、ビーチパラソルの外へは出ませんので子供達の面倒は私になります。昨年とは違い少し大きくなった長女は力も強くなり大変でした。
ヘトヘトになりながら帰りの支度をしていると浜辺に学生服を着た男子学生2人が夕日に沈む太陽を見つめ語り合ってます。私はなんだか懐かしくなりました。
中学生の時に仲の良かった友人がいました。その友人とはよく海の浜辺で語り合っていました。クラス仲間の話や教師の話、部活や先輩、恋の話まで内容はあまり変わらない日が続いても何故か毎日のように二人で浜辺に来ては語り合った。今思うと話の内容より居心地が良かったんだと思う。その後、二人は高校で別々になり浜辺には共に通わなくなってしまった。高校卒業前で大学に進学が決まったある日、ふと中学の卒業を思い出した。
私は赴くまま夕方の浜辺に向かった。中学時代のあの頃のように全く変わらない。光景や波の音、潮風の匂い。居心地の良さはその時も感じられた。私は高校の思い出もいつの間にか忘れてしまうのだろうなと思い海を見つめる。
大学に入学後、私は勉学や新しい仲間との出会い等の新生活が始まり、あの浜辺の居心地の良さはまた忘れてしまった。大学を卒業が決まり、私は就職の為に上京する事になった。親元や仲間達の元、故郷を離れて見知らぬ土地で一人で暮らす事になる為、不安な気持ちでした。
私はまた夕日の浜辺に向かった。何も変わる事の無い風景を見ながら過去を振り返る。中学時代、高校時代、大学時代、家族の話に至るまでボーっと波を見つめて振り返る。上京するまで日にちはまだあり、その間は週3以上のペースで浜辺に通う事が続いた。ある日、浜辺で「圭佑?」と私を呼ぶ声が聞こえる。私は振り向くとガラの悪そうな強面の男がそこにいた。私は怯えながら「どなたですか?」と聞くと中学時代によく浜辺で一緒に語り合った友人でした。
イメージが変わり驚きましたが声や仕草は確かに変わらない友人を思い出させます。友人は高校卒業後に就職をして大工をやっていると私に話した。そして、もうすぐ結婚をする為に相手の両親に挨拶をしに行く緊張を和らげる為にこの浜辺を訪れたらしい。私も上京の不安な話をして過去やこれからの話を語り合う。中学時代同様に決して解決や結果を出ることの無い会話をずっと語り合う。だけどそれは苦ではなく居心地が良くて何故か安心や希望が溢れてくる感じがした。
友人は中学卒業後もよくこの浜辺に来ていたらしい。私も卒業したり環境が変わる度にここに訪れていた。そして二人して思った事がある。この居心地の良さは実際には側にはいないが当時のお互いの存在を浜辺の光景や波の音、潮風の匂いで作りだしていたのではないのかと語った。
そして二人は分かれ際に私は「結婚、頑張れよ!」と言うと「そっちも東京になんか負けんなよ!」そしてお互いに「またな!」と中学卒業後最後の浜辺で言った最後の挨拶を同じようにする。
それ以降、私は実家の海には行ってはいない。またその友人の連絡先も分からないまま結婚の結果や今はどういう生活を送っているのかは分かりません。ですが、本人がいなくてもあの浜辺に行けばきっと光景や波の音、潮風の匂いで勇気づけてくれる。そう思っています。
そして現在、新潟の浜辺で語り合う男子学生達もこれから先、我々と同じような場所になる事だと思います。
新潟は現在海開きの時期になりましたので3連休は家族で近くの浜辺で海水浴に行きました。子供達は海水浴では常にはしゃぎ回り大変でした。妻は日に焼けたくない為、ビーチパラソルの外へは出ませんので子供達の面倒は私になります。昨年とは違い少し大きくなった長女は力も強くなり大変でした。
ヘトヘトになりながら帰りの支度をしていると浜辺に学生服を着た男子学生2人が夕日に沈む太陽を見つめ語り合ってます。私はなんだか懐かしくなりました。
中学生の時に仲の良かった友人がいました。その友人とはよく海の浜辺で語り合っていました。クラス仲間の話や教師の話、部活や先輩、恋の話まで内容はあまり変わらない日が続いても何故か毎日のように二人で浜辺に来ては語り合った。今思うと話の内容より居心地が良かったんだと思う。その後、二人は高校で別々になり浜辺には共に通わなくなってしまった。高校卒業前で大学に進学が決まったある日、ふと中学の卒業を思い出した。
私は赴くまま夕方の浜辺に向かった。中学時代のあの頃のように全く変わらない。光景や波の音、潮風の匂い。居心地の良さはその時も感じられた。私は高校の思い出もいつの間にか忘れてしまうのだろうなと思い海を見つめる。
大学に入学後、私は勉学や新しい仲間との出会い等の新生活が始まり、あの浜辺の居心地の良さはまた忘れてしまった。大学を卒業が決まり、私は就職の為に上京する事になった。親元や仲間達の元、故郷を離れて見知らぬ土地で一人で暮らす事になる為、不安な気持ちでした。
私はまた夕日の浜辺に向かった。何も変わる事の無い風景を見ながら過去を振り返る。中学時代、高校時代、大学時代、家族の話に至るまでボーっと波を見つめて振り返る。上京するまで日にちはまだあり、その間は週3以上のペースで浜辺に通う事が続いた。ある日、浜辺で「圭佑?」と私を呼ぶ声が聞こえる。私は振り向くとガラの悪そうな強面の男がそこにいた。私は怯えながら「どなたですか?」と聞くと中学時代によく浜辺で一緒に語り合った友人でした。
イメージが変わり驚きましたが声や仕草は確かに変わらない友人を思い出させます。友人は高校卒業後に就職をして大工をやっていると私に話した。そして、もうすぐ結婚をする為に相手の両親に挨拶をしに行く緊張を和らげる為にこの浜辺を訪れたらしい。私も上京の不安な話をして過去やこれからの話を語り合う。中学時代同様に決して解決や結果を出ることの無い会話をずっと語り合う。だけどそれは苦ではなく居心地が良くて何故か安心や希望が溢れてくる感じがした。
友人は中学卒業後もよくこの浜辺に来ていたらしい。私も卒業したり環境が変わる度にここに訪れていた。そして二人して思った事がある。この居心地の良さは実際には側にはいないが当時のお互いの存在を浜辺の光景や波の音、潮風の匂いで作りだしていたのではないのかと語った。
そして二人は分かれ際に私は「結婚、頑張れよ!」と言うと「そっちも東京になんか負けんなよ!」そしてお互いに「またな!」と中学卒業後最後の浜辺で言った最後の挨拶を同じようにする。
それ以降、私は実家の海には行ってはいない。またその友人の連絡先も分からないまま結婚の結果や今はどういう生活を送っているのかは分かりません。ですが、本人がいなくてもあの浜辺に行けばきっと光景や波の音、潮風の匂いで勇気づけてくれる。そう思っています。
そして現在、新潟の浜辺で語り合う男子学生達もこれから先、我々と同じような場所になる事だと思います。

2016年7月15日金曜日
先輩の後悔
最近次男が妙に鰹節やするめ、椎茸等一般の子供が苦手な食べ物を好んで食べます。とは言う物の近場で美味しい特産品として取り上げられる食材なので私が子供の頃に食べた味とは全く違うんでしょうね。しかし、椎茸の味が子供ながらに分かるとは・・・。中々の通ですよね・・・。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
つい先日、私をよく面倒を見てくれた元先輩と居酒屋で飲みに行った。その先輩は独立して今は小さな会社を運営してる社長です。久しぶりの酒を交わしながらの再会なので募る話を沢山しました。そんな中、先輩がある話をしてきた。「引字君、家庭はどうだい?」先輩は会社を辞める前からずっと奥さんとは上手くいっていなかった。私はもしかしたら離婚でもしたのかな?と頭を過らせながら「上手くいってますよ。最近は子供の成長が楽しくて」と伝えると先輩は「そうか・・・」と酒を飲み俯く。私は『先輩は?』なんて軽々しく聞けずに少し静かな間が立ち込めた。店員さんが「焼き鳥です」とテーブルに置いた後、静かな間が終わり先輩が口を開く。「俺さぁ、文句ばっかり言ってたけど・・・今思うと後悔ばかりなんだよね」先輩は汗ばむグラスの露を見つめながら遠い目をして語る。私は「何かあったんですか?」と聞くと先輩はグラスから目を離し私を見て「妻が末期癌なんだ」と告げた。
私は返す言葉が見当たらず酒を一口飲んで「飲んでて、大丈夫なんですか?」と聞くと先輩は「今日は大丈夫なんだ。妻がそうしてくれって言ってたから」と言う。先輩は過去を思い返すように語る。「結婚した当初は幸せだった。共働きで子供を育てて、必死だった」先輩は焼き鳥を一つまみして話を続ける。「子供が成長して大人になるにつれて、生活に余裕が出てきたある日。突然喧嘩ばかりになった。原因は本当に些細な事だったと思う。毎日居酒屋に通って贅沢しすぎとか余裕あるだろ?みたいな始まりだった」私は過去の先輩を振り返り「よく話してましたもんね」と返すと先輩は頷きながら話を続ける「私が独立して会社を建てる事も猛反対していたしな。妻は妻で会社の重役を任せれられる立場。どこか劣等感に感じてた所があったのかもしれない。私は妻の反対を押し切り会社を建てた」テーブルに飲み物のお代わりがやってくる。
先輩は冷えた新しいグラスを額を当てて話す「凄く大変だった。だけど妻の助けを借りず、ずっと衝突しながらも、何とか軌道にのせられるまでやってきた。私は妻に勝ったとその時に思ったんだよ」先輩は酒を口に含み喉に流し込むと「私は勝ち誇った表情で妻に報告した。すると妻から『良かった』という言葉と『余命』という言葉を聞いた時に無意味だったプライドが一気に崩壊した」先輩の目から涙がにじんでいる。
先輩は泣き上戸と言うわけでなくどちらかとういうと笑い上戸のはずだった。先輩は酒を少し飲んでは溜め息をついての繰り返しだ。今まで抑えていた気持ちを爆発させたかったのだと思う。「この20年間近く、ずっと衝突ばかりで何もしてやらなかったのに・・・大変そうと気を使って言わなかったアイツに・・・」悔しさと苦しみを混ぜた表情をしながら先輩は語る。私は最後まで何も言えなかった。先輩は「どんど体が弱ってく姿が見ていて辛くて、恐いんだよ・・・。でも今は正直に妻に向き合いながら私が側にいなくちゃって気持ちがあるんだ・・・。手遅れだけどさ」最後に先輩は「ごめん、こんな話しちゃって。こういうの話せる人いなくて・・・」と言って謝ってきましたが「いや、先輩・・・頑張ってください。私は心から応援しています」と返す。先輩の「ありがとう」という言葉で再会を締めくくった。
私は今年に入り沢山の命を見てきた。子供の成長や山の自然、人間だけでなく動物も・・・「後悔しないように生きる」これが大事なのを気づかされました。そしてその「後悔」とは「成功や失敗」ではありません。「今行っている事全てが、納得出来る人生に繋がっているか?無意味な事や気持ちを相手や自分自身にぶつけていないか?側にいる大切な人達を分からず傷付けていないか?周りに流されていないか?」それを教えてくれたような気がします。
成功や失敗はチャレンジすれば何度でもできる。しかし、後者の意味は取り返しのつかない『後悔』に繋がるのですから・・・。

2016年7月14日木曜日
私と妻の極秘計画
社長が旅行のお土産で縁起焼きという物を頂いた。帰宅して家族皆で食べると妻や子供達は「しろあん」や「カスタード」等の変わり種味を食べて残ったのはオーソドックスな「赤あん」だけが私の目の前に残った。普通の餡子だって美味しいのになと思いながら頂きました。今度はコーヒー味を食べてみたいです。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
私と妻はある極秘計画を企てていた。それは先日の話です。ある日、長女が甘い物を食べてから「歯が痛い」と言い出したのです。次男は珍しく今は虫歯が無いのですが、長女の虫歯治療はこれで2回目です。初めての歯医者は知らない所なのですんなり足を運びましたが、帰ってくるなり大泣きして「もう行きたくない」と喚いてました。そして2回目以降の診察は長女が必死に抵抗します。「やだ、やだ!行きたくない」と漫画でしか見たことの無い状態で電柱を抱きかかえるようにしがみつき必死に抵抗をしてました。これがまた連れて行くまで非常に体力を使います。あと2回程行けば無事に治療が終わるそうです。
そして、明日は治療日になります。私と妻は子供が寝静まった後にどう長女にすんなりと歯医者に行かせるか計画を立てていました。しかし、いくら子供でも嘘はあまり良く無いと考えています。しかし、長女は「歯医者」というフレーズが出るだけで顔色が変わり必死に抵抗を始めて、前回は予約の時間より30分程伸ばしてしまうという結果になってしまった。すると妻は「そう言えばあなたも歯を見てもらえば?一緒に見てもらえば怖くなくなるかも」という話になった。確かに最近仕事が忙しく治療した跡等の異変や気づかない虫歯等があるかもしれません。
当日、「お父さんも行くから!」と長女に言うと「お父さん一人で行けば良いじゃん!」とジタバタ抵抗する長女を抱える。やっとの事で歯医者に辿り着くと私の腕に無数の小さい蹴り後が付いてました。長女もようやく観念したのか待合室で絵本を読み始めてました。私と長女の名前を呼ばれて一緒に診察台に行きました。
すると私を担当する先生が顔色が変わりました。「お父さん、これは酷いですよ」そう言ってガリガリ私の歯を削る。歯はキレイにしていたつもりで鏡を見てもキレイだったはずです。だが、子供が産まれて仕事に勤しんでいた時に少し痛みが走った事が記憶に過りました。先生は私に「治療跡からまた虫歯が広がってますよ」と伝えてきました。そして、私の虫歯の状況は酷く抜歯する事になりました。その事を伝えられると私の顔は一気に青ざめました。
この日、私自身の差し歯の型を造っただけで抜歯は次回になりましたが長女と共にグッタリしながら家に帰宅する。妻も私を見て察したのか鏡を見て自分の歯は大丈夫か確認している。長女は私に「私も頑張るから、お父さんも頑張ろう」と手を握られた。計画の結果は良かったのか良くなかったのか私はよく分かりません。
そして保育園のしおりに「夏に入る前に予防接種」という項目が目に入る。私たちは再度計画を立てなければいけません。
そして、明日は治療日になります。私と妻は子供が寝静まった後にどう長女にすんなりと歯医者に行かせるか計画を立てていました。しかし、いくら子供でも嘘はあまり良く無いと考えています。しかし、長女は「歯医者」というフレーズが出るだけで顔色が変わり必死に抵抗を始めて、前回は予約の時間より30分程伸ばしてしまうという結果になってしまった。すると妻は「そう言えばあなたも歯を見てもらえば?一緒に見てもらえば怖くなくなるかも」という話になった。確かに最近仕事が忙しく治療した跡等の異変や気づかない虫歯等があるかもしれません。
当日、「お父さんも行くから!」と長女に言うと「お父さん一人で行けば良いじゃん!」とジタバタ抵抗する長女を抱える。やっとの事で歯医者に辿り着くと私の腕に無数の小さい蹴り後が付いてました。長女もようやく観念したのか待合室で絵本を読み始めてました。私と長女の名前を呼ばれて一緒に診察台に行きました。
すると私を担当する先生が顔色が変わりました。「お父さん、これは酷いですよ」そう言ってガリガリ私の歯を削る。歯はキレイにしていたつもりで鏡を見てもキレイだったはずです。だが、子供が産まれて仕事に勤しんでいた時に少し痛みが走った事が記憶に過りました。先生は私に「治療跡からまた虫歯が広がってますよ」と伝えてきました。そして、私の虫歯の状況は酷く抜歯する事になりました。その事を伝えられると私の顔は一気に青ざめました。
この日、私自身の差し歯の型を造っただけで抜歯は次回になりましたが長女と共にグッタリしながら家に帰宅する。妻も私を見て察したのか鏡を見て自分の歯は大丈夫か確認している。長女は私に「私も頑張るから、お父さんも頑張ろう」と手を握られた。計画の結果は良かったのか良くなかったのか私はよく分かりません。
そして保育園のしおりに「夏に入る前に予防接種」という項目が目に入る。私たちは再度計画を立てなければいけません。

2016年7月13日水曜日
人間関係に悩む後輩を変えた後輩
最近ですが、どうやら姿勢が悪くなってしまい腰や肩に負担が増えた気がするので整体に行ってきました。すると先生は「あぁ、歪んでますね」と私を見た瞬間に歪んでる箇所を把握してボキボキ私の体を整えていきます。上半身だけの問題と思いましたが、頭や首のゆがみからの原因で肩や腰に負担になってるようです。プロって凄いなぁ~っと改めて思いました。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧いただきありがとうございます。
結構前の話になりますが、会社で後輩の男女1名ずつと飲みに行った時の話です。男性はAくん、女性はBさんとしましょう。Aくんは大人しくあまり友人を作らないタイプでBさんは明るく皆に慕われるタイプです。
Aくんは酒が入り気分が良くなったのか口が動き始めて驚く程よく喋る。話が進むにつれて人間関係の話になる。「あの人はアレだから嫌い」「あの人はアレだから苦手」と文句ばかり言う。私は逆に「良い人はいないの?」と聞くと「・・・引字さんっすかね」と社交辞令を漂わせて言う。私はそれを聞いて少し溜め息を着いて説教を始めようと思いましたがBさんがAくんに言います。
「嫌いな人や苦手な人はAくんの中でこの先どうするの?」と聞くと「えっ?近寄らないようにします」と言う。Bさんは更に「近づいて来たら?」するとAくんは「離れます」と言う。Bさんは「それって疲れませんか?」と聞くとAくんは少しムキになって「疲れる訳ないですよ!むしろ楽です」と告げると。Bさんは「でも自分の行動範囲を狭めてますよね?疲れませんか?これから一緒に働くので、その方々と接して疲れる事が沢山ありますよ」という。
Aは不満そうな顔して無言になる「どうすれば良いんだよ!」という文字が顔に出ています。私はBさんに「Bさんは苦手だなって思う人がいたらどうするの?」と聞くと「私はあまり一方的な考えをしないようにしてます。嫌いって思うとその分だけ思いを募らさせて仕事とは無駄な体力を使うし、この人が好きと強く思って接すると、どちらかが甘え始めて、どちらかが負担になってしまう事があるので片寄らないように考えてます」Bさんは更に話を続ける「どうしても話が合わない人や苦手だなって思う人もいますが、そういう方は敢えて良い所を見たり、探してみたりします。すると見方が変わって話しやすくなる可能性もありますし、良い所を知っている分、接しては無いけど信頼を寄せて仕事を任せたりできます」と話す。
私は若いのに感心と思い「凄いね。最初からそんな考えしてたの?」と聞くと「いえ、というか私は面倒臭がりなのかもしれません。私も学生時代に苦手だなって言う人には近づかないようにしました。ある日、その人が私の忘れ物に気づいて届けてくれました。その人にお礼を告げると『大した事してないから別に良いよ』と言われて、私が嫌い、苦手って思ったことは私だけの只の決めつけだったんだなって思いました。それから周りが苦手と言われる方も『あの人、凄い親切な人なのにな』とか流されないようにしていたら、いつの間にか気持ちが疲れなくなったんです」Aくんは疑問な表情をしている。
私は「それが面倒臭がりなの?」というとBさんは「はい。嫌い、苦手だけを一方的に思いこむと疲れませんか?あと無駄に話しを合わせたり媚びるのも疲れます。一人、一人に距離感はあると思いますが一方的な極端な好き、嫌いを決めつけないようにしました。疲れたくないので」と笑いながらお酒を一口飲みながら笑顔で語る。Aくんは何か分かったように「そうか・・・そうだよね」とお酒を飲み干した。
それからAくんは雰囲気が変わりました。ちょっと無理してそうな時があるので不安でしたが、ある日Aくんは私に「Bさんとお付き合いする事になりました」と告げる。しっかりした彼女が側にいるので安心しています。
確かにコミュニケーションは難しくて疲れるのかもしれない。しかし、疲れる原因を作りだしてるのは《相手》なのでしょうか?私もBさんの言葉を聞いて勉強させて頂きました。
結構前の話になりますが、会社で後輩の男女1名ずつと飲みに行った時の話です。男性はAくん、女性はBさんとしましょう。Aくんは大人しくあまり友人を作らないタイプでBさんは明るく皆に慕われるタイプです。
Aくんは酒が入り気分が良くなったのか口が動き始めて驚く程よく喋る。話が進むにつれて人間関係の話になる。「あの人はアレだから嫌い」「あの人はアレだから苦手」と文句ばかり言う。私は逆に「良い人はいないの?」と聞くと「・・・引字さんっすかね」と社交辞令を漂わせて言う。私はそれを聞いて少し溜め息を着いて説教を始めようと思いましたがBさんがAくんに言います。
「嫌いな人や苦手な人はAくんの中でこの先どうするの?」と聞くと「えっ?近寄らないようにします」と言う。Bさんは更に「近づいて来たら?」するとAくんは「離れます」と言う。Bさんは「それって疲れませんか?」と聞くとAくんは少しムキになって「疲れる訳ないですよ!むしろ楽です」と告げると。Bさんは「でも自分の行動範囲を狭めてますよね?疲れませんか?これから一緒に働くので、その方々と接して疲れる事が沢山ありますよ」という。
Aは不満そうな顔して無言になる「どうすれば良いんだよ!」という文字が顔に出ています。私はBさんに「Bさんは苦手だなって思う人がいたらどうするの?」と聞くと「私はあまり一方的な考えをしないようにしてます。嫌いって思うとその分だけ思いを募らさせて仕事とは無駄な体力を使うし、この人が好きと強く思って接すると、どちらかが甘え始めて、どちらかが負担になってしまう事があるので片寄らないように考えてます」Bさんは更に話を続ける「どうしても話が合わない人や苦手だなって思う人もいますが、そういう方は敢えて良い所を見たり、探してみたりします。すると見方が変わって話しやすくなる可能性もありますし、良い所を知っている分、接しては無いけど信頼を寄せて仕事を任せたりできます」と話す。
私は若いのに感心と思い「凄いね。最初からそんな考えしてたの?」と聞くと「いえ、というか私は面倒臭がりなのかもしれません。私も学生時代に苦手だなって言う人には近づかないようにしました。ある日、その人が私の忘れ物に気づいて届けてくれました。その人にお礼を告げると『大した事してないから別に良いよ』と言われて、私が嫌い、苦手って思ったことは私だけの只の決めつけだったんだなって思いました。それから周りが苦手と言われる方も『あの人、凄い親切な人なのにな』とか流されないようにしていたら、いつの間にか気持ちが疲れなくなったんです」Aくんは疑問な表情をしている。
私は「それが面倒臭がりなの?」というとBさんは「はい。嫌い、苦手だけを一方的に思いこむと疲れませんか?あと無駄に話しを合わせたり媚びるのも疲れます。一人、一人に距離感はあると思いますが一方的な極端な好き、嫌いを決めつけないようにしました。疲れたくないので」と笑いながらお酒を一口飲みながら笑顔で語る。Aくんは何か分かったように「そうか・・・そうだよね」とお酒を飲み干した。
それからAくんは雰囲気が変わりました。ちょっと無理してそうな時があるので不安でしたが、ある日Aくんは私に「Bさんとお付き合いする事になりました」と告げる。しっかりした彼女が側にいるので安心しています。
確かにコミュニケーションは難しくて疲れるのかもしれない。しかし、疲れる原因を作りだしてるのは《相手》なのでしょうか?私もBさんの言葉を聞いて勉強させて頂きました。

2016年7月12日火曜日
痛々しい表情
何をしても汗が噴き出してきて困る日々ですね。女子社員も多いので汗の臭いは気を付けるようにしてますがどうも気になってしまいます。40歳はオジサン臭いと言われてしまう事もよく聞くのでビクビクしながら出勤しております。今日も引字圭祐の晴天日記をご覧いただきありがとうございます。
社長とお得意様との接待ゴルフが終わり、一人で帰宅をしていると路上に横たわる何かを見つけた。結構大きめの犬でどうやら車に引かれてしまったらしい。息はまだあるが表情は痛々しい感じがした。私は急いでその犬を抱え動物病院へ向かった。とりあえず手術は終わったらしいのですが「危険な状態」と獣医の先生が告げる。毛並みがキレイで蚤もいない、だけど首輪はしておらず先生は「恐らく捨てられたんだろうな・・・」と話す。
獣医さんは更に続けて「あの犬は、さらにガンにかかってるみたいだ」私は「えっ!?」と獣医さんに驚きながら聞き直す「元々、もう治る見込みがないから、最後は家族に見えない場所に捨てられた可能性が高い」私はジッと犬を見つめながら「そんな事、あるんですか?」先生に質問すると「稀にね。普通なら保健所だと思うが中には田舎までやってきて、良かれと思って山等に捨てる人もいるからね」私は「勝手過ぎますね」と罪の無い先生にぶつけるように言ってしまった。
恐らく、山奥で捨てられて僅かに残った飼い主の匂いを辿り、持病に苦しみながらようやく道路に出て引かれてしまったんだと思う。私は「そんなのはあんまりだ」と言うフレーズが頭に沢山溢れだす。例えどんな病気でも最愛の家族を思いやるなら最後まで見届けるのが当たり前じゃないのか?いきなり捨てられて「あとは自由に生きてくれ」って人間の一方的な勝手じゃないか?死を見たくないから蓋をするのもおかしいじゃないか!と怒りが込み上げる。
先生は「とりあえず、この子の身元を探すけど見つからないだろうな」私は何も言えなかった。助かっても直ぐに失う命を養ったとして、直ぐにやってくる死は子供達がどう感じるのかが辛かった。私は病院を出る前に先生に一応連絡先を伝えておいた。
翌日、動物病院の先生から連絡があった。「今朝、ご臨終です」
子供達を預けて妻と共に病院に向かう。死んでしまったがもしかしたら成仏が出来ずに飼い主を捜し回り辛い思いをしながら彷徨い続けてるのかもしれないと思い私は妻と二人だけでこの犬の葬儀をして上げた。妻も私がした事は正しいと言ってくれた。誰だって人生の最後は誰も知らない場所で自由で死にたいだなんて思いはしないはずです。愛する者達に囲まれて死にたいと思う筈です。だからこの犬も苦しみながら家族を探していたに違いない。その願いは叶う事無く果ててしまった、あの犬の痛々しい表情がまだ忘れる事無く浮かんできます。
社長とお得意様との接待ゴルフが終わり、一人で帰宅をしていると路上に横たわる何かを見つけた。結構大きめの犬でどうやら車に引かれてしまったらしい。息はまだあるが表情は痛々しい感じがした。私は急いでその犬を抱え動物病院へ向かった。とりあえず手術は終わったらしいのですが「危険な状態」と獣医の先生が告げる。毛並みがキレイで蚤もいない、だけど首輪はしておらず先生は「恐らく捨てられたんだろうな・・・」と話す。
獣医さんは更に続けて「あの犬は、さらにガンにかかってるみたいだ」私は「えっ!?」と獣医さんに驚きながら聞き直す「元々、もう治る見込みがないから、最後は家族に見えない場所に捨てられた可能性が高い」私はジッと犬を見つめながら「そんな事、あるんですか?」先生に質問すると「稀にね。普通なら保健所だと思うが中には田舎までやってきて、良かれと思って山等に捨てる人もいるからね」私は「勝手過ぎますね」と罪の無い先生にぶつけるように言ってしまった。
恐らく、山奥で捨てられて僅かに残った飼い主の匂いを辿り、持病に苦しみながらようやく道路に出て引かれてしまったんだと思う。私は「そんなのはあんまりだ」と言うフレーズが頭に沢山溢れだす。例えどんな病気でも最愛の家族を思いやるなら最後まで見届けるのが当たり前じゃないのか?いきなり捨てられて「あとは自由に生きてくれ」って人間の一方的な勝手じゃないか?死を見たくないから蓋をするのもおかしいじゃないか!と怒りが込み上げる。
先生は「とりあえず、この子の身元を探すけど見つからないだろうな」私は何も言えなかった。助かっても直ぐに失う命を養ったとして、直ぐにやってくる死は子供達がどう感じるのかが辛かった。私は病院を出る前に先生に一応連絡先を伝えておいた。
翌日、動物病院の先生から連絡があった。「今朝、ご臨終です」
子供達を預けて妻と共に病院に向かう。死んでしまったがもしかしたら成仏が出来ずに飼い主を捜し回り辛い思いをしながら彷徨い続けてるのかもしれないと思い私は妻と二人だけでこの犬の葬儀をして上げた。妻も私がした事は正しいと言ってくれた。誰だって人生の最後は誰も知らない場所で自由で死にたいだなんて思いはしないはずです。愛する者達に囲まれて死にたいと思う筈です。だからこの犬も苦しみながら家族を探していたに違いない。その願いは叶う事無く果ててしまった、あの犬の痛々しい表情がまだ忘れる事無く浮かんできます。

2016年7月11日月曜日
子供達と童心に返る私
暑い季節になりましたね。エアコンを付けようとしたら妻に怒られてしまったのでスーパーでアイスを購入して家族全員アイスで暑さをしのいでおります。今日こそはエアコンの許しが得られるか心配です。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
流石に強い日差しの中でいくら日影があろうと公園で読書をしていても内容が全く身に入りません。ですが子供達は楽しそうにはしゃいでおります。私は一人公園の東屋に籠り、捲りもしない本を抱きかかえてうなだれていました。
すると子供達がびしょびしょの姿になって私の前にやってきます。私は一目で汗ではなく水だと分かりました。近くには噴水の広場があるのでどうやらそこで遊んでいたらしい。私は軽く注意をしながら持っていたタオルハンカチで子供達の顔を拭く。次男が私に「パパも噴水で遊ぼうよ、気持ちが良いよ」というが私は次男の誘いを遠慮をする。取りあえず私も子供達が遊ぶ噴水の前に移動をしようと思い東屋を出る。すると小学生くらいの男の子達が遊んでいた水鉄砲がぼーっと歩く私に掛かってしまった。少年たちはすぐさま私に謝りましたが大して濡れてもいなかったので「大丈夫」と声を掛けてあげました。公園で子供達が噴水や水鉄砲で遊んでいて凄く気持ち良さそうでした。
そして私たち3人は帰宅をする。3人は協力して妻に気づかれないように玄関の扉を開けようとするが、背後から「何してんの?」と声が聞こえる。どうやら妻は買い物をした帰りだったようで調度家に着いたらしく私たちと鉢合わせになってしまった。妻は私を見て「子供達は分かるけど、なんであなたまでびしょ濡れなのよ」と言われて「いや、気持ち良さそうだったからつい」と答えると妻から笑いが吹き出しました。
妻は家の床にタオルを敷いて私たちを風呂場に向かわせる。子供達は「今日は楽しかった!」「パパと一緒に遊べて良かった」と言ってくれました。私も正直に楽しかった。子供の頃泥だらけになって遊んで帰ってくると叱られて、でも楽しくて止められなくてまた叱られた時を思い出した。
妻にその事を話すと「ちょっと羨ましいわね」と言われる。そしてふと妻が「そう言えば持って行った本と水筒は?」と言われて私は「あっ!?」と気が付き急いで公園に向かいます。無事に失う事無く本と水筒を持って帰り再度汗を流すためにシャワーを浴びました。妻には「本当に楽しかったのね」と笑われました。
その日は子供達の笑顔を沢山見れた。本当はビデオや写真に収めたかったのですが、急だったので仕方が有りません。私だけの子供の笑顔としてしっかり心の中にしまっておこうと思います。

2016年7月8日金曜日
秘密基地
最近、妻がスマホをスピーカーに繋いで部屋の片隅に置いて極力スマホに触らない生活をしているらしい。心無しか以前よりも表情が明るく調子が良いみたいです。私は妻にスマホ触らない生活はどう?と聞くと「何かね・・・凄い楽なのよ」と言っていた。私も休日の際は妻を見習ってスマホを極力触らない休日にしてみようかなと思います。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧いただきありがとうございます。
私は仕事帰りに妻が買い物をお願いしてきた。私は帰路のスーパーに寄って買い物をしていると小学生くらいの男の子が一人でジッとベンチに座っていた。母親の買い物でも待っているのかな?そう思って気にも止めていなかった。
またある日、私は妻に買い出しを頼まれた。するとまたその男の子がベンチにいた。私は気になりましたが、もしかしたら母親がスーパーのパートさんで一緒に帰宅するのかもしれない。そう思い買い出しの商品を購入し帰宅する。
そんなある日の事、家族でスーパーへ買い物に出かけた時にその男の子がベンチに座っていた。私は妻に買い物を任せて次男と長女と一緒にベンチに座る。私は男の子に「毎日いるね」って話しかけると俯きながら無言で頷いた。私は接して欲しくないのかな?と思いそれから声を掛けるのを止めた。次男と長女は妻の元へ行きベンチには男の子と私だけになった。私もベンチから離れようかなと思った時に男の子が口を開いた「友達とここでよく遊んでたの」と話す。私はその子の話を聞く体制になり「そうなんだ」と返事を返す。「けど、友達が引っ越しちゃったんだ・・・」寂しそうに語る男の子。
どうやらとても仲が良く、いつも一緒に遊んでいた親友だったらしい。よく二人でこのベンチに座り遊んでいたと語る。私も幼い時に友達だけの秘密基地のような場所を沢山作った記憶がある。彼等はこのベンチがその『場所』なのかもしれない。
私は「友達は何処に引っ越したの?」と聞くと男の子は横に首をふり「・・・分からない。サヨナラも言ってない。だからここにいれば会えるかもしれないから・・・」私は何も言えなくなった。急な引っ越しには様々な事情があると思う。それは決して第三者が知ってはいけない事情がある事も大人だからこそ予想ができる。
私は「遠くに行っちゃったのかもね・・・。」と告げると「・・・うん」と返事を返してきた。妻が買い物が終わり私はベンチから立ち上がり「早く帰りなさい。お父さんもお母さんも心配するよ」と言うと男の子も立ち上がりスーパーを立ち去った。
それから、男の子の姿をスーパーでは見なくなった。私はベンチに座り休んでいたらベンチの下の足元に折り畳んで挟まっているメモを見つける。私はどうしようか迷ったが、ただのゴミかもしれないと思いメモを拾い広げる。「サヨナラ、いつまでもげんきで」そう鉛筆で宛も無く記載されていた。
あの子が書いたものでは無いのかもしれません。ボロボロになって捨てられてしまうかもしれないけど、きっと思いは届く。私は彼の気持ちを託したのかもしれないメモを信じて元の場所へ戻した。
私は仕事帰りに妻が買い物をお願いしてきた。私は帰路のスーパーに寄って買い物をしていると小学生くらいの男の子が一人でジッとベンチに座っていた。母親の買い物でも待っているのかな?そう思って気にも止めていなかった。
またある日、私は妻に買い出しを頼まれた。するとまたその男の子がベンチにいた。私は気になりましたが、もしかしたら母親がスーパーのパートさんで一緒に帰宅するのかもしれない。そう思い買い出しの商品を購入し帰宅する。
そんなある日の事、家族でスーパーへ買い物に出かけた時にその男の子がベンチに座っていた。私は妻に買い物を任せて次男と長女と一緒にベンチに座る。私は男の子に「毎日いるね」って話しかけると俯きながら無言で頷いた。私は接して欲しくないのかな?と思いそれから声を掛けるのを止めた。次男と長女は妻の元へ行きベンチには男の子と私だけになった。私もベンチから離れようかなと思った時に男の子が口を開いた「友達とここでよく遊んでたの」と話す。私はその子の話を聞く体制になり「そうなんだ」と返事を返す。「けど、友達が引っ越しちゃったんだ・・・」寂しそうに語る男の子。
どうやらとても仲が良く、いつも一緒に遊んでいた親友だったらしい。よく二人でこのベンチに座り遊んでいたと語る。私も幼い時に友達だけの秘密基地のような場所を沢山作った記憶がある。彼等はこのベンチがその『場所』なのかもしれない。
私は「友達は何処に引っ越したの?」と聞くと男の子は横に首をふり「・・・分からない。サヨナラも言ってない。だからここにいれば会えるかもしれないから・・・」私は何も言えなくなった。急な引っ越しには様々な事情があると思う。それは決して第三者が知ってはいけない事情がある事も大人だからこそ予想ができる。
私は「遠くに行っちゃったのかもね・・・。」と告げると「・・・うん」と返事を返してきた。妻が買い物が終わり私はベンチから立ち上がり「早く帰りなさい。お父さんもお母さんも心配するよ」と言うと男の子も立ち上がりスーパーを立ち去った。
それから、男の子の姿をスーパーでは見なくなった。私はベンチに座り休んでいたらベンチの下の足元に折り畳んで挟まっているメモを見つける。私はどうしようか迷ったが、ただのゴミかもしれないと思いメモを拾い広げる。「サヨナラ、いつまでもげんきで」そう鉛筆で宛も無く記載されていた。
あの子が書いたものでは無いのかもしれません。ボロボロになって捨てられてしまうかもしれないけど、きっと思いは届く。私は彼の気持ちを託したのかもしれないメモを信じて元の場所へ戻した。

2016年7月7日木曜日
得意様先の社長
妻が衣替えの為に若い頃着ていた着物を見て「今見るとなんでこんな柄を着ていたのかしら・・・」と言ってました。私は昨年にも妻が同じ着物を発見して「えっ!?何これ可愛いかも・・・」と言ってた事を覚えています。女心というものは本当に分かりませんね。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧いただきありがとうございます。
先日、得意様先の親しい代表取締役社長と共に上杉謙信巡りなるものに付き合う事になりました。元々この社長は上杉謙信が大好きで月2回程は上杉謙信の足取りを追ったり、なりきったりするらしい。その前日に「引字君。上杉謙信好き?」と言われたので「好きですよ」と答えたきっかけで今回私は同行する事になった。
当日になり社長を迎えに伺うと上杉謙信のような頭巾を被って登場してくる。「現地に着いたら脱いでくださいね」と私は言うと「えっ!?ダメ?そっかぁ・・・」と渋々頭巾を脱ぐ。春日山城跡に着いて社長が上杉謙信になりきる。すると何故か色んな人が社長に集まり声を掛けてくる。近くのお土産屋さんに寄った際も社長は初対面の店員さんと仲良くなったり、行く先々のお店にお菓子とかを少しだけサービスをされたりしていた。正直この日、一緒にいると分かったのですが、この社長は「無邪気」です。老若男女お構いなしに声を掛けて楽しもうとする達人なのです。そして見返りを求めない姿勢が相手も警戒心を自然に解いてしまうのです。社長は遊びに真剣になるタイプだ。私を直江兼次等に見立てて上杉謙信として振る舞ってきたり、チャンバラみたいな事もしだしたり、近所の子供達を仲間や家来にしたりと隣で付き添ってる私からしたら、どっと疲れてしまう事ばかりだ。
この社長は仕事になると眉間にシワを寄せて誰も近づかないような厳つい雰囲気を出している。また罵声を上げたりすることもあり職場の皆も恐れられている顔を持つ。しかし、職場の飲み会やプライベートになると態度が一変してこのように真逆の性格になる。得意先の社長なので失礼かもしれませんが可愛いおじいちゃんになるのです。物事に対してはっきり言う性格とお茶目な性格が人を寄せ付けている。確かに隣にて疲れたり、不安になる事が多々ありますが、一緒にいて楽しいし、気持ちが良い。
旅の最後は温泉の卓球場で二人はお土産を賭けて勝負をする。負けたらお土産を相手に一個買うという下らない賭けをするが、社長は真剣です。点を取ると本気で喜ぶし、取られると本気で悔しがる。いつの間か私も真剣勝負になって夢中になってしまう。勝敗結果は私の負けでした。社長は「よっしゃあー!」と飛び跳ねながらガッツポーズをして一目散にお土産屋さんに向かう。
職場に配るお菓子を私は買い渡して、帰宅をする。最初は少し今回の上杉謙信巡りがめんどくさい気持ちはありましたが、もの凄く時間が経つのも早く、楽しかったです。
一昨日前にその社長の職場に行くと相変わらず厳つい顔をした社長が椅子に座って眉間にシワを寄せながら慣れない手つきでパソコンを弄っていました。現場に行き厳しいチェックをしたり、スマホに怒鳴り声を上げていたり。この社長は見ていて飽きさせない。

2016年7月6日水曜日
優しすぎるが故に・・・
今日は次男の為に小さな望遠鏡を購入しました。最近の次男は星や宇宙に興味を示してるみたいです。実は私の幼い時の夢は「宇宙飛行士」だった事を思い出させてくれます。
ある日、同じ部署の後輩と飲みに行った時に人間関係の話をされました。一緒に飲んでいる後輩はAという名前にしてその同期がBとCという話をします。AはBとCにずっと前からプライベートで旅行の約束をしていたのですが、途中になってBは失礼な理由で行けなくなったという事をAに伝える。Aは最初はイライラしたらしいのですが、気持を落ち着かせてBに対しての怒りは無くなりました。しかしBはずっとその事を気にしているみたいだったのでAはBに「今は別になんとも思ってない、変な風に気をつかわせていたらゴメン」と伝えたそうです。Bは話を理解してくれたみたいですが、それからもBはAに近づく事は無かったそうです。Aは伝える事は伝えたので「もうしょうがないな」と無理に接する事はやめました。別にAはBを嫌っている訳でも、どうも思ってもいない。BはAに対して前みたいには接しない。だけど仕事になれば二人は接してはいるし、共有もきちんとする。
AとBの仲に同期のCがいる。AはCと帰り道が同じらしく、よく帰り道で話しをしますがその際に必ずBの話が出る。もちろんCはAとBのすれ違った出来事を知っている。そして、しつこいくらいBの話をしてくるのでAは「もう、どうも思ってないからその話は止めて欲しい」と伝えるとCは顔色を伺って見てくるそうです。更にCはBとよく昼食をとります、憶測ですがBにも似たような話をしてると感じていたそうです。
Cは二人に以前のように仲良くして欲しいと願っているのかもしれない。しかしその当の二人はCの望む関係を願ってもいなく仕事仲間として人間関係を構築しているのに、Cはそれをその事を気づかず納得をしていないようです。仲良くするとは何も友達感覚だけではありません。仕事での人間関係とプライベートの人間関係は違います。AとBの人間関係を作り上げている中Cがかき回してくるそうです。もちろんC本人は良かれと思い行動しています。
Cは大人しくて、まじめな性格ですが先輩や目上の人、親しくない人の間違っている事を本人を前にして「間違ってる」と言わないで、その事を内にしまい込むタイプです。私もそれを察してはいたので心配をしていました。
Cは根本的に「優しすぎる」のです。間違っていると指摘して相手に嫌な顔をされたくない。AとBが前のようにプライベートで接しなくなったから心配して二人の関係を元に戻したい。そう思ってるのかもしれない。しかし、それは余計なお世話で迷惑です。AはCにその気持ちを伝えてるのにCはマイナスに捉えます。
「嫌ってもないし、どうも思ってない」と言う言葉の解釈をマイナスに捉えてくるのでAが面倒臭い顔をするとCはその顔色を見てAがBに対しての違う解釈をしだすようだ。AはCに対して適当にあしらい「もうBの話はしないで」と言うとそれも間違った解釈で受け止める。
ある日、珍しくAとBが組んで車で営業先に向かった時にAはBにCの事を話すとBは顔色を変えて「ちょっと待って。Aがどうも思ってないって言ってたのに、Cが話している内容は全然違う答えが返ってきたからAとプライベートは避けてたのに・・・」こうして二人のわだかまりは溶けた。そしてCにもこの経緯をちゃんと説明をしてCはAとBに謝った。
人間関係には距離感というものがある。離れているようで仲が良い、近くにいるけど陰では仲が悪い、言い争うけど信頼し合う仲、何も言わず協力をするが信頼していない仲。人間関係は目には見えないし第三者が完璧に二人の仲を感じる事は出来ないモノである。特に人間関係は第三者が入ってきても見た目は良くなるかもしれませんが、実際に良くなる事は無い。Cは良かれと思い二人の仲を考えて行動をしていたかもしれないが結局はお節介と違う解釈をしてしまい自分が知らぬ間に仲を切り裂いてしまったようです。
その影響かCは最近元気がありません。今度昼食でも奢って話を聞いてやろうと思います。
ある日、同じ部署の後輩と飲みに行った時に人間関係の話をされました。一緒に飲んでいる後輩はAという名前にしてその同期がBとCという話をします。AはBとCにずっと前からプライベートで旅行の約束をしていたのですが、途中になってBは失礼な理由で行けなくなったという事をAに伝える。Aは最初はイライラしたらしいのですが、気持を落ち着かせてBに対しての怒りは無くなりました。しかしBはずっとその事を気にしているみたいだったのでAはBに「今は別になんとも思ってない、変な風に気をつかわせていたらゴメン」と伝えたそうです。Bは話を理解してくれたみたいですが、それからもBはAに近づく事は無かったそうです。Aは伝える事は伝えたので「もうしょうがないな」と無理に接する事はやめました。別にAはBを嫌っている訳でも、どうも思ってもいない。BはAに対して前みたいには接しない。だけど仕事になれば二人は接してはいるし、共有もきちんとする。
AとBの仲に同期のCがいる。AはCと帰り道が同じらしく、よく帰り道で話しをしますがその際に必ずBの話が出る。もちろんCはAとBのすれ違った出来事を知っている。そして、しつこいくらいBの話をしてくるのでAは「もう、どうも思ってないからその話は止めて欲しい」と伝えるとCは顔色を伺って見てくるそうです。更にCはBとよく昼食をとります、憶測ですがBにも似たような話をしてると感じていたそうです。
Cは二人に以前のように仲良くして欲しいと願っているのかもしれない。しかしその当の二人はCの望む関係を願ってもいなく仕事仲間として人間関係を構築しているのに、Cはそれをその事を気づかず納得をしていないようです。仲良くするとは何も友達感覚だけではありません。仕事での人間関係とプライベートの人間関係は違います。AとBの人間関係を作り上げている中Cがかき回してくるそうです。もちろんC本人は良かれと思い行動しています。
Cは大人しくて、まじめな性格ですが先輩や目上の人、親しくない人の間違っている事を本人を前にして「間違ってる」と言わないで、その事を内にしまい込むタイプです。私もそれを察してはいたので心配をしていました。
Cは根本的に「優しすぎる」のです。間違っていると指摘して相手に嫌な顔をされたくない。AとBが前のようにプライベートで接しなくなったから心配して二人の関係を元に戻したい。そう思ってるのかもしれない。しかし、それは余計なお世話で迷惑です。AはCにその気持ちを伝えてるのにCはマイナスに捉えます。
「嫌ってもないし、どうも思ってない」と言う言葉の解釈をマイナスに捉えてくるのでAが面倒臭い顔をするとCはその顔色を見てAがBに対しての違う解釈をしだすようだ。AはCに対して適当にあしらい「もうBの話はしないで」と言うとそれも間違った解釈で受け止める。
ある日、珍しくAとBが組んで車で営業先に向かった時にAはBにCの事を話すとBは顔色を変えて「ちょっと待って。Aがどうも思ってないって言ってたのに、Cが話している内容は全然違う答えが返ってきたからAとプライベートは避けてたのに・・・」こうして二人のわだかまりは溶けた。そしてCにもこの経緯をちゃんと説明をしてCはAとBに謝った。
人間関係には距離感というものがある。離れているようで仲が良い、近くにいるけど陰では仲が悪い、言い争うけど信頼し合う仲、何も言わず協力をするが信頼していない仲。人間関係は目には見えないし第三者が完璧に二人の仲を感じる事は出来ないモノである。特に人間関係は第三者が入ってきても見た目は良くなるかもしれませんが、実際に良くなる事は無い。Cは良かれと思い二人の仲を考えて行動をしていたかもしれないが結局はお節介と違う解釈をしてしまい自分が知らぬ間に仲を切り裂いてしまったようです。
その影響かCは最近元気がありません。今度昼食でも奢って話を聞いてやろうと思います。

2016年7月5日火曜日
角田山と老夫婦
雨の日が続きますね。この雨雲が無くなれば梅雨明けになるのでは無いでしょうか?しかし、世界での猛暑問題を考えると今年の猛暑は警戒した方が良さそうですね。今日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
妻が長女を身籠っていた時の話です。妻は私に「子供が産まれたからと言って、それを根拠に太らないって約束したわよね・・・」と私に告げてきた。確かにその頃の私は付き合いでお酒や脂っこい料理を沢山食べていたので結婚前に比べ大分太ってしまった。そんな妻は「何よ、このお腹。今の私と同じじゃない」と私の腹を摘まんでは叩く。元々は子供が産まれてからの約束(軽い冗談で言ったつもりです)は私から妻へ向けての約束であった。
私は近所の角田山に仕方がなくウォーキングを兼ねて登山する事がきっかけでした。開始10分程で鈍った体は痛みが走り、呼吸が荒くなり、この時は秋と冬の間だったのに汗が溢れてくる。途中の休憩所で私は座り込み、呼吸を整える。すると「こんにちわ」と老夫婦が目の前を通り過ぎる。私は呼吸を整えながら「こん・・・にちわ」と返事を返す。その後、私は取りあえず頂上には向かおうと休み休み向かった。また途中で先程の老夫婦が「こんにちわ」と挨拶をする。私も再度「こんにちわ」と返す。すると女性が「お兄さん。水持ってないの?」と私を見て心配そうに声を掛けてきた。私は当初の考えで「きつくなったら直ぐに引き返そう」と軽い気持ちで角田山に登山して、いざ着いて登り始めると諦めが付かずに頂上付近まで来ていた。その為、現金や水なんて持ってきてもいないし、汗拭くタオルすら持ってこなかった。
男性はリュックから口を開けていないミネラルウォーターを私に渡す。私は老夫婦のご厚意を始めは断るが、喉が渇いていたのは確かで男性の2回目の言葉に甘える事にした。老夫婦はそのまま下山して行き、私は貰ったミネラルウォーターを片手に頂上を目指した。頂上を上り詰めた達成感、そして一面に広がる絶景。私はこうして角田山が好きになった。
こうして私は週3位のペースで角田山に出向きウォーキングが日課になった。ちゃんと水筒やタオルは持参して登りました。すると再度老夫婦に出会い、私は以前のお礼を改めてした。老夫婦もこの辺に住んでいるようで、健康の為に夫婦で角田山を登る事が多いそうです。季節によって見るモノが変わりゆく自然が観ていて飽きないと女性が言う。
それからも、ちょくちょく角田山に向かうと老夫婦と挨拶を交わし野花や動物やらの話をするようになったが、長女が産まれて仕事も忙しくなり中々角田山に行く事が出来なってしまった。暫く経ち私は再度妻に腹を摘ままれ叩かれて思い出したように角田山に向かう。登山ダイエットを再開しましたがちょくちょく会っていた老夫婦と出会う事がなかった。
そして時は流れて次男が産まれ、私は休日に家でくつろいでいると腹を摘ままれ叩かれて再度思い出したかのように角田山に向かう。その登山中に私は若い男性に手を引かれながら歩く老人を見かけた。『あの時の老夫婦の男性だ』私はそう確認し声を掛けるも男性は反応しない。若い男性が「すいません、父と知り合いの方ですか?」と尋ねると「登山中、ちょくちょく出くわすので少し山の話をする仲ぐらいですが・・・」というと若い男性が俯き「そうですか・・・母が亡くなってから、父はもうボケてしまいまして。貴方との出会いは思い出せないかも」私に告げると私は「そう、だったんですね・・・今日は角田山に?」私は少し話題を変えた。若い男性が「はい、どうしても父が行きたいって言うんで」私は少しですが彼等親子の登頂を手伝いました。
前は元気にスタスタ登頂していた老夫婦の男性。しかし、今は歩幅も狭くおぼつかない足取り。息子さんは「本当はこんな状況だから連れてきたくないんですが、本人がどうしても登りたいって」息子さんは私に語り始めた「今まで、迷惑ばかり掛けて。気が付いたらこんなになっていて・・・だからせめて最後のお願い位は聞いてあげたいんですよ」私は何も言えずに彼を手伝った。一生懸命に父の手を掴み登山をしていく。いつもならば2時間前には登頂をし下山していましたが、ようやく3人で登頂をした。
夕日が私達を照らし、絶景が広がる。男性は夕日を目の前にして手を合わせて擦れた力の弱い声で「ありがとう・・・ありがとう・・・ありがとう・・・」とずっと呟く。私はその後ろ姿を見つめ何故か目から沢山の涙が溢れ出た。息子さんも涙を拭いながらずっと夕日を見つめる。私は親子に一礼しそっと離れ下山した。
その翌週、子供達を預けて妻と一緒に角田山に登る。妻は始めは渋っていたが、途中で二人で冒険してるような感覚になって自然を満喫していくと楽しくなってきたのか足取りが軽くなっていた。登頂すると絶景を見て妻が「わぁ~、凄い!気持ちいい!」と両手を上げて広げてました。
私は青空を見上げて「夫婦で登頂をすると、こんなにも楽しかったんですね」と呟く。
今は私一人だけでなく家族で登ったり、角田山の自然やハイキングをして満喫しております。そして忘れません、あの老夫婦が仲良く登山している姿を。

2016年7月4日月曜日
海のゴミ
最近は観光客の方々が多いですね。新潟が賑やかになるのは良い事ですが、角田山にゴミや吸殻が少し目立ちました。近隣の方も気にされてゴミ回収をしておりますが観光にいらした方もマナーを守って頂けると幸いです。本日も引字圭祐の晴天ブログを拝見して頂きありがとうございます。
次男は目立ちはしないのですがアトピーを持っております。夏場は特に可哀想で汗に反応して強い痒みが走るらしくボリボリ体中を掻いています。私も酷くはありませんが元々アトピーを持っていました。今でも時たま夏場になると汗が溜まる部位は特に痒みも伴います。
幼い頃、私は母や父によく海水浴に連れて行ってもらった。「アトピーには海水が一番効く」と父が私を抱きかかえながら共に海に浸かる。アトピーの箇所が最初はヒリヒリと痛みが走るが5分程で痛みと痒みも無くなります。私はそれ以来、海が大好きになった。
ある日、小学生の時に私はアトピーの痒みを抑えに一人で近くの海水浴場に来ていた。砂浜を歩いていたらグサッと何かが足に刺さるのが分かった。ガラス瓶の破片が足に刺さっていた。当たり前ですが血が沢山溢れ出て、歩く事も出来なくなります。近くにいた海水浴に来ていたカップルが私に気づき病院まで運んでくれました。その後の私は怪我の為に海水浴が出来ずにアトピーを抗生物質で抑えておりました。あの日以来、海に行くと必ず砂浜に何か落ちていないか確認をするようになった。すると、年々酷くなっている気がするゴミの放置や散乱。酷い時はゴミ袋が海に浮かんでる時もありました。
私が大人になり子供達も産まれて次男もアトピー持ちと分かり次男を連れて海へと向かいます。次男も幼い時の私同様でアトピーの痒みを無くしてくれる海が大好きになりました。
しかし、大人になって視野が広くなった影響かもしれませんが以前よりもゴミが酷く感じました。中にはビンの等の割れ物だけでなく野良猫に餌を上げていたのか大量の缶詰の放置。缶詰のフタは危険な凶器にもなります。そのような危険なゴミまでも当たり前のように散乱していた。もし次男がビンの破片や缶詰のフタを踏んでしまったらと考えるとゾッとします。
私は海が大好きでした。しかし、怪我をした事で恐くなりました。そして紛れもなく怪我をさせたのは自然ではなく他人の故意によるものです。今も浜辺や海の中ですら人間の故意が散乱しています。次男の海が好きという気持ちは失わせたくはないし、アトピーも出来る事なら自然に治していきたい。もしかしたら次男が成長をするに連れて海の汚染が進み、今後海水浴ができなくなってしまった時があるかもしれない。そう考えると本当に申し訳なく感じます。
海だけでなく山や自然も一緒です。ただ外観を汚すだけではなく他人に危害を加え、怪我や病気でその場を必要としている人もいるのに全く考えずに捨てていく。海や山を故意に危険な場所にさせてはいけません。これからも沢山遊びに来る方以外にも来られる方々が来られると思います。大切な海や山等の自然を今だけにせずに、これからの為に残していきましょう。
私が大人になり子供達も産まれて次男もアトピー持ちと分かり次男を連れて海へと向かいます。次男も幼い時の私同様でアトピーの痒みを無くしてくれる海が大好きになりました。
しかし、大人になって視野が広くなった影響かもしれませんが以前よりもゴミが酷く感じました。中にはビンの等の割れ物だけでなく野良猫に餌を上げていたのか大量の缶詰の放置。缶詰のフタは危険な凶器にもなります。そのような危険なゴミまでも当たり前のように散乱していた。もし次男がビンの破片や缶詰のフタを踏んでしまったらと考えるとゾッとします。
私は海が大好きでした。しかし、怪我をした事で恐くなりました。そして紛れもなく怪我をさせたのは自然ではなく他人の故意によるものです。今も浜辺や海の中ですら人間の故意が散乱しています。次男の海が好きという気持ちは失わせたくはないし、アトピーも出来る事なら自然に治していきたい。もしかしたら次男が成長をするに連れて海の汚染が進み、今後海水浴ができなくなってしまった時があるかもしれない。そう考えると本当に申し訳なく感じます。
海だけでなく山や自然も一緒です。ただ外観を汚すだけではなく他人に危害を加え、怪我や病気でその場を必要としている人もいるのに全く考えずに捨てていく。海や山を故意に危険な場所にさせてはいけません。これからも沢山遊びに来る方以外にも来られる方々が来られると思います。大切な海や山等の自然を今だけにせずに、これからの為に残していきましょう。

2016年7月1日金曜日
食の大切さ
今日は後輩と同伴でお得意様の代表取締役社長に挨拶しに行きました。後輩はまだまだですが、初心を思い出させてくれるので非常に勉強になります。子供達もそうですが人は覚える姿勢になると魅力が溢れ出る。覚えようとしない人は逆に魅力が失われる。そう気づかされました。私は常に学ぶ姿勢を忘れずにそして、今までの知識を武器に仕事をしていこうと思いました。今日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。
少し前の話になります。家族で「寺泊 魚のアメ横」に海の幸を食べに行った時の話です。私の子供達は好き嫌いがあまり無いように育ててきました。その甲斐があってか、長女も次男も美味しそうにパクパク食べていました。しかし、蟹のコーナーになると長女は食べる事を渋り始めた挙句に泣き出す。私は長女に話を聞いてみると水族館に行った時の話を始めて「蟹さんとお友達になった」と話が始まりました。長女は命に対して少し敏感な所がある。
私は「水族館の蟹さんじゃないよ」と言うと長女は「(蟹さんの)家族かもしれない。お友達かもしれない」と返す。長女は命に対して心優しい事もあって非常に食の説明が難しい。長女はお腹が空き過ぎると死んでしまうと言う事も理解はしている。私は「いただきます」の話をする。
「いたただきます」は作った人ではなく蟹さんや豚さん、牛さんに言う事なんだと教える。長女も私も食べないと生きてはいけない。蟹さんや牛さん、豚さんがいるから生きていける。だから「いただきます」っていう言葉を伝えてキレイに残さず食べてあげる大切さを伝える。「ここにいる蟹さんは食べてあげないと食べられなくなってゴミになって捨てられちゃうよ。それだったら○○(長女)に食べてもらいたいと思っているよ」長女は色んな疑問が有りながらも納得はしているようだった。長女は蟹の脚の身を手に持ち「いただきます」と言って一口食べた。私は長女に「美味しい?」と聞くと長女は頷く。
そして最近になって以前行った水族館に行く事になる長女は友達の蟹を眺めてこう言う「お友達かもしれない蟹さん食べちゃった。でも美味しかったよ、ありがとう」
歳をとるにつれて自然に理解する食の意味や食物連鎖。人間以外も友達にしてしまう、幼い子供には正直難しい話です。自然の物を食べる大切さを私自身も、もう一度考えさせられました。
妻が沢山の魚がいる大きな水槽を眺めて「今日はマグロね」と唾を飲み込んでしました。長女も大人になり「今日は蟹ね」と言い出すのだろうか・・・
少し前の話になります。家族で「寺泊 魚のアメ横」に海の幸を食べに行った時の話です。私の子供達は好き嫌いがあまり無いように育ててきました。その甲斐があってか、長女も次男も美味しそうにパクパク食べていました。しかし、蟹のコーナーになると長女は食べる事を渋り始めた挙句に泣き出す。私は長女に話を聞いてみると水族館に行った時の話を始めて「蟹さんとお友達になった」と話が始まりました。長女は命に対して少し敏感な所がある。
私は「水族館の蟹さんじゃないよ」と言うと長女は「(蟹さんの)家族かもしれない。お友達かもしれない」と返す。長女は命に対して心優しい事もあって非常に食の説明が難しい。長女はお腹が空き過ぎると死んでしまうと言う事も理解はしている。私は「いただきます」の話をする。
「いたただきます」は作った人ではなく蟹さんや豚さん、牛さんに言う事なんだと教える。長女も私も食べないと生きてはいけない。蟹さんや牛さん、豚さんがいるから生きていける。だから「いただきます」っていう言葉を伝えてキレイに残さず食べてあげる大切さを伝える。「ここにいる蟹さんは食べてあげないと食べられなくなってゴミになって捨てられちゃうよ。それだったら○○(長女)に食べてもらいたいと思っているよ」長女は色んな疑問が有りながらも納得はしているようだった。長女は蟹の脚の身を手に持ち「いただきます」と言って一口食べた。私は長女に「美味しい?」と聞くと長女は頷く。
そして最近になって以前行った水族館に行く事になる長女は友達の蟹を眺めてこう言う「お友達かもしれない蟹さん食べちゃった。でも美味しかったよ、ありがとう」
歳をとるにつれて自然に理解する食の意味や食物連鎖。人間以外も友達にしてしまう、幼い子供には正直難しい話です。自然の物を食べる大切さを私自身も、もう一度考えさせられました。
妻が沢山の魚がいる大きな水槽を眺めて「今日はマグロね」と唾を飲み込んでしました。長女も大人になり「今日は蟹ね」と言い出すのだろうか・・・

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