最近ですが、どうやら姿勢が悪くなってしまい腰や肩に負担が増えた気がするので整体に行ってきました。すると先生は「あぁ、歪んでますね」と私を見た瞬間に歪んでる箇所を把握してボキボキ私の体を整えていきます。上半身だけの問題と思いましたが、頭や首のゆがみからの原因で肩や腰に負担になってるようです。プロって凄いなぁ~っと改めて思いました。本日も引字圭祐の晴天日記をご覧いただきありがとうございます。
結構前の話になりますが、会社で後輩の男女1名ずつと飲みに行った時の話です。男性はAくん、女性はBさんとしましょう。Aくんは大人しくあまり友人を作らないタイプでBさんは明るく皆に慕われるタイプです。
Aくんは酒が入り気分が良くなったのか口が動き始めて驚く程よく喋る。話が進むにつれて人間関係の話になる。「あの人はアレだから嫌い」「あの人はアレだから苦手」と文句ばかり言う。私は逆に「良い人はいないの?」と聞くと「・・・引字さんっすかね」と社交辞令を漂わせて言う。私はそれを聞いて少し溜め息を着いて説教を始めようと思いましたがBさんがAくんに言います。
「嫌いな人や苦手な人はAくんの中でこの先どうするの?」と聞くと「えっ?近寄らないようにします」と言う。Bさんは更に「近づいて来たら?」するとAくんは「離れます」と言う。Bさんは「それって疲れませんか?」と聞くとAくんは少しムキになって「疲れる訳ないですよ!むしろ楽です」と告げると。Bさんは「でも自分の行動範囲を狭めてますよね?疲れませんか?これから一緒に働くので、その方々と接して疲れる事が沢山ありますよ」という。
Aは不満そうな顔して無言になる「どうすれば良いんだよ!」という文字が顔に出ています。私はBさんに「Bさんは苦手だなって思う人がいたらどうするの?」と聞くと「私はあまり一方的な考えをしないようにしてます。嫌いって思うとその分だけ思いを募らさせて仕事とは無駄な体力を使うし、この人が好きと強く思って接すると、どちらかが甘え始めて、どちらかが負担になってしまう事があるので片寄らないように考えてます」Bさんは更に話を続ける「どうしても話が合わない人や苦手だなって思う人もいますが、そういう方は敢えて良い所を見たり、探してみたりします。すると見方が変わって話しやすくなる可能性もありますし、良い所を知っている分、接しては無いけど信頼を寄せて仕事を任せたりできます」と話す。
私は若いのに感心と思い「凄いね。最初からそんな考えしてたの?」と聞くと「いえ、というか私は面倒臭がりなのかもしれません。私も学生時代に苦手だなって言う人には近づかないようにしました。ある日、その人が私の忘れ物に気づいて届けてくれました。その人にお礼を告げると『大した事してないから別に良いよ』と言われて、私が嫌い、苦手って思ったことは私だけの只の決めつけだったんだなって思いました。それから周りが苦手と言われる方も『あの人、凄い親切な人なのにな』とか流されないようにしていたら、いつの間にか気持ちが疲れなくなったんです」Aくんは疑問な表情をしている。
私は「それが面倒臭がりなの?」というとBさんは「はい。嫌い、苦手だけを一方的に思いこむと疲れませんか?あと無駄に話しを合わせたり媚びるのも疲れます。一人、一人に距離感はあると思いますが一方的な極端な好き、嫌いを決めつけないようにしました。疲れたくないので」と笑いながらお酒を一口飲みながら笑顔で語る。Aくんは何か分かったように「そうか・・・そうだよね」とお酒を飲み干した。
それからAくんは雰囲気が変わりました。ちょっと無理してそうな時があるので不安でしたが、ある日Aくんは私に「Bさんとお付き合いする事になりました」と告げる。しっかりした彼女が側にいるので安心しています。
確かにコミュニケーションは難しくて疲れるのかもしれない。しかし、疲れる原因を作りだしてるのは《相手》なのでしょうか?私もBさんの言葉を聞いて勉強させて頂きました。
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