2016年7月1日金曜日

食の大切さ

今日は後輩と同伴でお得意様の代表取締役社長に挨拶しに行きました。後輩はまだまだですが、初心を思い出させてくれるので非常に勉強になります。子供達もそうですが人は覚える姿勢になると魅力が溢れ出る。覚えようとしない人は逆に魅力が失われる。そう気づかされました。私は常に学ぶ姿勢を忘れずにそして、今までの知識を武器に仕事をしていこうと思いました。今日も引字圭祐の晴天日記をご覧頂きありがとうございます。

少し前の話になります。家族で「寺泊 魚のアメ横」に海の幸を食べに行った時の話です。私の子供達は好き嫌いがあまり無いように育ててきました。その甲斐があってか、長女も次男も美味しそうにパクパク食べていました。しかし、蟹のコーナーになると長女は食べる事を渋り始めた挙句に泣き出す。私は長女に話を聞いてみると水族館に行った時の話を始めて「蟹さんとお友達になった」と話が始まりました。長女は命に対して少し敏感な所がある。

私は「水族館の蟹さんじゃないよ」と言うと長女は「(蟹さんの)家族かもしれない。お友達かもしれない」と返す。長女は命に対して心優しい事もあって非常に食の説明が難しい。長女はお腹が空き過ぎると死んでしまうと言う事も理解はしている。私は「いただきます」の話をする。

「いたただきます」は作った人ではなく蟹さんや豚さん、牛さんに言う事なんだと教える。長女も私も食べないと生きてはいけない。蟹さんや牛さん、豚さんがいるから生きていける。だから「いただきます」っていう言葉を伝えてキレイに残さず食べてあげる大切さを伝える。「ここにいる蟹さんは食べてあげないと食べられなくなってゴミになって捨てられちゃうよ。それだったら○○(長女)に食べてもらいたいと思っているよ」長女は色んな疑問が有りながらも納得はしているようだった。長女は蟹の脚の身を手に持ち「いただきます」と言って一口食べた。私は長女に「美味しい?」と聞くと長女は頷く。

そして最近になって以前行った水族館に行く事になる長女は友達の蟹を眺めてこう言う「お友達かもしれない蟹さん食べちゃった。でも美味しかったよ、ありがとう」

歳をとるにつれて自然に理解する食の意味や食物連鎖。人間以外も友達にしてしまう、幼い子供には正直難しい話です。自然の物を食べる大切さを私自身も、もう一度考えさせられました。

妻が沢山の魚がいる大きな水槽を眺めて「今日はマグロね」と唾を飲み込んでしました。長女も大人になり「今日は蟹ね」と言い出すのだろうか・・・

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